朝起きて首がものすごく痛い。振り返るのも辛いし動かすことも出来ない…
このようなご経験はありませんか?
それは寝違いかもしれません。
本日は寝違いを引き起こしやすい原因と寝違いが起こった時の対処法を書いていきます。
寝違いを引き起こす3つの原因
1.肩や首にたまった疲労
→デスクワークなどで俯いたり、同じ姿勢で肩の筋肉が固まった状態でいると筋肉の動きが悪くなります。
動きの悪い状態でいつもどおりの動きをしようとしても、筋肉が本来の動きをせずに損傷してしまいます。
2.内臓の疲労
→普段の生活で寝不足や暴飲暴食をしていると内臓にかける負担は大きくなります。
内臓にかかった負担は全身の疲労や筋肉の硬さを生んで、首や肩、背中の筋肉を固まった状態にしてしまいます。
この状態を放置すると 1 のような状態になり寝違いを起こしやすくなります。
3.うつ伏せで寝る・姿勢の不良
→うつ伏せで寝ていると首は左右どちらかに回っていて、且つ顔が枕に押し付けられた状態になります。
この時、解剖学的には首は過度に回っていることになります。
身体は正面でも首が無理に回っている状態が続くと、やはり首の筋肉や関節に負担がかかり寝違いを起こしやすくなります。
また、寝ている時には寝返りを打つのでソファーで寝ていたりという不良姿勢が続いていると、急激な動きに首はついてこれず、結果として首を痛めてしまいます。
日常で3つのうちの一つでも心あたりがある方は、寝違いを起こしやすいので注意が必要です。
もし、寝違いを起こしてしまったら
寝違いは、事故で起こるムチ打ちと同様、首に起こる捻挫です。
この時、首は熱を持っています。
以外に思うかもしれませんが、氷で冷やすことがとても有効です。
冷やす際は、氷嚢などを使い痛みが出ている部分を10分程度冷やすことが大事です。
温めることは、時に状態を悪化させるので行わないようにしましょう。
まですので、寝違えた2日程度は入浴はシャワー程度に留めるようにしたほうがいいです。
簡易の首のコルセットを作る
以前、ムチ打ちの記事でも紹介した、
応急処置的に首のコルセットを作る方法です。
この方法も寝違いの痛みには非常に有効なので詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。
上記で紹介したものは、あくまで対処法なのでこれを続ければ完全に大丈夫!というわけではありませんので注意して下さいね。
寝違いに対しての一番の対策、それは『予防』
起こしてしまったものは仕方ありませんが、ならないに越したことはありません。
何度も寝違いになる方は3つの原因にあげたように生活習慣の一部を見直す必要があります。
普段の生活に気をつけて、首や肩に負担がかからない生活を送るよう心がけましょう!