肩を回すとゴリゴリ音がする…これってほっといていいの?

 

 

デスクワークや家事をしている方の一場面

肩こり2

あー!肩こってきたから、肩回してスッキリしよ!

ボキボキ!ゴリゴリ!ボリボリ!

?なんやこの音!?

スッキリもせ〜へんし、気持ちわるい!骨がおかしいんやろか?

このように思ったことはありませんか?

しかも何年もこんな状態が続いていて、肩こりもなおってこない。
心配な人は病院に行っても異常無しと言われ、『ただの肩こりだから大丈夫』と言われる。

真剣に悩んでいるのに、これって放って置いて大丈夫か不安になりますよね?

結論 放って置いてはいけません。

なぜ放っておいてはいけないのか、以下に詳しく書いていきます。

 

そもそもなんでボキボキ・ゴリゴリなるの?

ネット上で調べた人も多数おられると思いますが、原因は先生によって考えが違います。
肩甲骨と鎖骨から形成される『肩鎖関節』であったり、胸骨と鎖骨で形成される『胸鎖関節』はたまた、肩甲骨と肋骨の間で骨ができている場合出会ったりと様々です。

今回は、私が施術の経験から得た考えによる原因を書いていきます。

それは、肩甲下筋という筋肉

肩甲骨下筋肉 のコピー

筋肉は、基本骨から骨にくっついています。

この肩甲下筋という筋肉は特殊で肩甲骨の内側から腕の骨にくっついています。

位置関係でいうとこんな感じです。

肩甲下筋

 スライド1

 なんとなくイメージはつくでしょうか?

三枚目の写真が分かり易いですかね?

肩甲骨と背中側の肋骨の間にあり、腕の内側に伸びています。

この筋肉は腕の動き、特に『内旋』という動作を行います。内旋 のコピー

そう、こんな感じでクリンと腕を回す動きです。

ここで話は変わります。

肩を回す際には内旋ではなく、外旋という逆の動き主に行います。

こんなふうに

内旋のコピー

・・・もう少しましな写真があればよかったのですが、これしかありませんでした。

話はもどります。

肩甲下筋という筋肉は『内旋』という動き
肩を回すときは『外旋』という動きをします。

ここで一つの条件が入ります。

肩甲下筋が固くなっているということ

多くの場合、この筋肉が固くなっているのは、肩がこっているというような循環が悪くなっている状態です。
そのような時、肩甲下は循環不良により固く縮みあがります。

つまり、より内旋の緊張が強い状態になります。

その結果、外旋の動きがより制限され、肩の動きのスムーズさがなくなりゴリゴリという音がなってしまうのです。

 

ゴリゴリの原因はわかった。じゃあ、放置するとどうなるの?

五十肩の原因になります。

五十肩は肩の動きでいうと、内旋と外旋、特に外旋の動きが強く障害される病変です。

肩甲下筋の硬さを放置していると、

腕が上がらない 
夜中に疼いてねれない
痛区て吊革も持てない

五十肩へと進行していきます。

こうなると、肩のゴリゴリどころの話ではありません。

日常生活を脅かす状態へと進行していきます。

つまり、ゴリゴリなっている状態で放置せずに、早めに施術を受ける必要があると言えます。

 

まとめ

ゴリゴリ・ボキボキなる原因は肩甲下筋

音を放置してはいけない、放置すると将来的に五十肩のリスクになる

いかがだったでしょうか?

肩のゴリゴリを放置すべきでないことを理解していただけたでしょうか?

もし、これをご覧になっている方で肩のゴリゴリに悩んでいらっしゃる方は、早めにお近くの整体院や整骨院で施術を受けることをオススメします。

追伸

肩甲下筋に対してアプローチするには特殊な技術が必要です。マッサージなどでは触れないので注意してくださいね。

肩のゴリゴリを改善したい方へ → 
20161121-肩関節ゴリゴリ整体-ttl-sp-4

 

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