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10年間治らなかった腰痛が9回の施術で改善!その意外過ぎる腰痛の原因とは

年齢22歳 性別女性 職業 学生 所在地 京都市東山区

主訴 腰痛

現在大学生。腰痛は高校時代より発症。

特に寝起きに痛みが強くなる。
その時分より自身の腰痛を治そうと近所の整骨院に通院。

その他、カイロ・整体に通うもこれといった結果を得られないまま、腰痛が出ればマッサージという局所的な対処法に落ち着く。

特に腰痛に変化を感じないまま生活を送っていたが、大学生になり当院来院の数日前より、前かがみになるのも困難な腰痛を発症。

当鍼灸院について以前より友人に紹介を受けていたため今回を気に来院を決意する。

検査|何をしていても痛みは強いまま

動作・安静時、何をしていても痛みは強いまま変化なし。
特に体幹の回旋に伴い疼痛は悪化。
問診より手足の冷えが強くそれに伴い生理痛も非常に強いとのこと。
脈診・腹診にて、子宮と右の卵巣に不調を認める。

施術

初回

本人に子宮部と卵巣部を服の上から手を当ててもらい体幹を回旋すると腰の痛みが消失。

本人も『え?なんで』と不思議に思っている。

今回の腰痛は腰ではなく、子宮と卵巣部の疲労が原因であると伝え原因治療を行う。

腹部・腰部に服の上から触れる程度の力で数分間、子宮と卵巣調整。

痛みが驚くほど引いた、と本人より訴え。

変化が出たため本日はここで終了。

身体の冷えが強いためシャワーでなく入浴を励行すること、内臓調整後の好転反応があることを伝え見送る

二回目

痛みは次の日までは楽だったがいつまでも続かなかったと報告受ける。

痛みが強かったため取り敢えず動けるようにして欲しいとのことで、根本施術ではなく股関節を中心とした表在施術を行う。

施術後、その場で痛みが全く無い状態まで改善。

この日はここで施術終了。

三回目

前回は施術後数時間で痛みがぶり返し辛かったとのこと。

やはり根本の子宮部を改善しなければ腰痛は改善しないと判断。

この日は初回同様に触れる程度の力で子宮・卵巣調整を行う。

施術後、とてつもない眠気とダルさがあったため、ベッドで安静臥床(レスト)10分行い帰宅。

痛みの度合いが10→4へ低下。

四回目

順調に痛みが改善し、痛みの度合いが10→3へ低下。『嘘みたい。』と本人喜んでいる。

前回同様の調整を行い10分レストしこの日は終了。

五回目

生理前のためか痛み悪化。恐らく一時的なものと思われる。

体力が落ちているため、施術を短くしレストを20分にする。

今回はここで終了。

六回目

痛みの度合いが三回目同様になっている。
前回の施術後から生理に入り、痛みが楽になりだしたとのこと。

施術後、痛みは消失している。

七回目

痛みの度合いは軽度減少。10→3。
来院前のように動けない・日常生活が送れないということはないということで本人は満足している。

八回目

腰痛が殆ど感じないという状態に改善。

九回目

学校の取り組みなどで理想通りの来院が出来ず、痛みの度合い10→6へ。

しかしながら『全然以前より動けるんで大丈夫です。』と満足気。

いつもどおりの調整を行い、今回はここで終了とする。

未だ整体は継続中であるがこのまま行けば、あと5回以内の調整で施術は終了すると思われる。

解説|なぜ子宮と卵巣が腰痛に繋がるのか?

なぜ子宮と卵巣が腰痛に繋がるのか?

身体の反射に『内臓体制反射』というものが存在します。これは、内臓に起こった異常が脊髄を介してその周囲の筋肉に影響を出すというものです。

簡単に表現をするならば、内臓の異常を身体が感知して筋肉が守ろうとする働きと考えてもらえればいいと思います。

今回の腰痛はこの反射が影響して発現したと考えられます。

腰痛の85%は腰に原因がないという事実

当整体院のブログでなんども紹介していますが、腰痛の85%は原因不明。

つまり、腰に原因が無いケースが殆んどということです。

勉強をしていない、もしくは経験の浅い施術家がこの事実を知らず、延々と腰をマッサージし続けることは嘆かわしい話ですがよくあります。

結果、腰痛が取れないばかりか悪化の一途をたどっていくわけです。

もし、この記事をご覧のあなたがいつまでも治らない腰痛に悩んでいて『治らけどその場は気持ちいいから整骨院で腰のマッサージを受けている。』というなら一度ご自分の原因を疑ってみたほうがいいと思う。

原因がないところをいつまでアプローチしても結果は出ないものです。

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京都市_コバヤシ整骨院・鍼灸院

【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。

バドミントンが原因で起こった腰痛もたった3回の整体で改善!

20歳 女性 大学生 京都市東山区 

主訴 腰痛

来院の2週間前から腰に違和感を覚え、その状態で来院1週間前にバドミントンしたところ、痛みが増強。

週2回のバドミントンを一度休み、安静にするが、痛みが改善せず来院。

以前より、2~3年前に一度、歩くのが辛いほどの腰痛を発現。

その際は、スポーツにより腰部を酷使したためと他院で説明を受けていた。

今回は、腰に対する強い痛みの予防もかね、早期での来院となった。

検査|胸椎に比べ、下部腰椎に硬さがみられる

胸椎に比べ、下部腰椎に硬さがみられる。

また座位での臀部挙上の左右差から、股関節の左変位が疑われる。

施術

初回

腰の筋膜のねじれを取る目的で筋膜の調整を行う。
腰の回旋で、可動域が改善。回旋時に感じる張りも軽減。

2回目(初回より4日後)

痛みは消失し、違和感が残っている程度。

初回施術の翌日、バドミントンをした後も痛みのぶり返しはなかった。

前回と同様、筋膜の調整を行う。さらに、回復力向上の目的で触れる程度の 鍼を追加。鍼は、初めてだったが『思っていたより痛くなかった』とのこと。

3回目(初回より11日後)

痛み・違和感ともに消失。バドミントン後も良い状態をキープできているとのこと。

前回良好なか結果が得られたため同様に筋膜の調整および鍼を継続。

また、バドミントンの疲労により痛みが戻らないよう、中臀筋、梨状筋、ハムストリングの緊張を手技により緩める。

思いっきりプレイできるようになったと本人も喜んでいた。

痛み消失・バドミントンプレーによる違和感も消失したため本回で施術終了とする。

解説|競技の特性上、骨盤が前へ傾き反り腰に

今回は腰・臀部の筋肉が競技の特性上、強度に緊張しており骨盤が前に傾き、反り腰になっていました。そのため、慢性的に脊柱起立筋が収縮した状態だったためにこのような痛みを発現したと考えられます。

また、骨盤だけでなく股関節のねじれが強く、あまりいい状態ではありませんでした。

実は、多くの腰痛では、腰のみに原因があることはほとんどありません。

多くの場合、今回同様、股関節が影響しています。

腰痛は原因をきちんと特定することで、慢性化した痛みでもしっかりと改善することができます。長い付き合いとなった腰痛も決して、諦めることはありません。

もし、どこに行っても改善しない腰痛でおこまりなら一度当整体院にご相談下さい。

原因がわかれば意外とその痛みなんとかなるものですよ。

(担当 藤村)

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仕事の終わりになると出てくる おでこの頭痛は手首の整体でゲキタイ!

年齢 38歳 性別 女性 職業 広告関係 所在地 京都市東山区

主訴 前頭部の頭痛

 以前より、慢性的に疲れが溜まると頭痛や肩の痛みが出現。

仕事は立ち仕事で重いものを運ぶことが多いが、仕事中よりも特に仕事終わりなどに体の不調を感じていた。

不調を感じ始めた時から漢方薬を服用し、その都度対処していたものの、来院の3日前より、激しい頭痛が起こる。

ズキズキとした痛みとともに、額を中心に締め付けるような感覚がある。

日中もぼんやりとした痛みがあるが、夕方から夜にかけて痛みが増強。痛みに耐えかね来院する。

検査|肩の外転時痛、左肩に可動域制限と疼痛

姿勢はややなで肩。

肩の外転時痛、左肩に可動域制限と疼痛あり。

頸部、肩背部の筋緊張を認める。
全身の倦怠感の訴えあり。

施術

初回

頸部、肩背部の緊張を取り除く目的で手首、前腕部の筋膜をリリース。

その後、特に緊張の強かった前頸部にアプローチ。

施術後、肩の可動域拡大・疼痛緩和を認める。

変化が出たため初回はここで終了。

終了後『体が軽くなって、息がしやすくなった。』と本人からの感想をもらう。
予測では7回以内の施術で改善を認めると思われる。

施術計画通りに施術継続予定。

解説|姿勢と循環不良の結びつきが頭痛を発生させる

過去の臨床経験上、なで肩で慢性的な肩の痛みがある人は手首、前腕の筋膜の歪みから胸郭の広がりが制限され呼吸機能が円滑にいかない例を多く認めます。

こういった状態では呼吸による体内循環がうまくいかず疲労が回復しにくくなります。

結果として姿勢的な問題(なで肩)と循環不良(脳の酸素不足)が結びついて頭痛が起こります。

今回の施術では手首、前腕部の筋膜の調整を行い、前頸部の筋肉の緊張を取り除くことによって胸郭の制限を解除しました。(『呼吸が楽になった』という感想が本人より出たのははそのためです。)

このようなことから今回の頭痛の原因は『前腕』という意外な部分に認めることが出来ました。

どこに行っても治らない頭痛でお困りの方は、もしかすると今回のように意外な部分に原因が潜んでいるかもしれません。

(担当 斗谷)


どこにいっても治らない頭痛でお悩みの方

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【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。

勇気を出して!はじめての鍼灸!10年来のめまいがなくなって行くまで

年齢 38歳 性別 男性 職業 自営業 所在地 京都市東山区

主訴 眩暈(めまい)

10年以上前より、後ろを振り返ったり、顔の向きを変えるとめまいが発症。

それにともなって強い吐き気が発現。

病院で検査をしても異常が認められず。

普段は放置していれば収まっていたが今年に入ってめまいや吐き気が増強、日毎に支障をきたすほどになる。

日に日に強くなるめまいを改善するために来院する。

検査|姿勢が極端に悪く、前かがみの姿勢が強い

姿勢が極端に悪く、前かがみの姿勢が強い、職業柄うつむくことが多いとのこと。

頸部に異常な緊張が見られる。圧痛が強い。

頚部を伸展・回旋するとめまいと吐き気が増強する。

施術

初回

頚部の緊張を取り除く目的で仰向けにて後頸部の筋膜をリリース。

その後、頚部に手指にて持続的な圧迫を軽く施行。

施行後、頚部回旋と伸展を行うとめまいと吐き気が減弱。『ものすごく楽です。』と本人より喜びの声あり。

初回はここまで。

二回目は二日後を指示。

また、生活においてゆっくりと入浴する機会が少なくなっていたため、頚部の循環改善を目的に10分異常の入浴を指示する。

二回目(二日後)

施術前は前回と比べ不快感が10→5へ低下。

初回で半分以下まで症状が改善しており結果は良好。

うつ伏せにて後頸部の圧痛部(トリガーポイント)に数カ所鍼を施行。
施行後、本人も自覚できるほどに首の緊張・コリ感が消失。

施術後、頚部の伸展・回旋を指示。

『全然めまいがしません。めちゃくちゃ楽です。』と訴えあり。

仕事の都合上、まとまった来院が出来るのが本日までとのことなので今回で一時的に施術を終了。

頚部に十分な緊張緩和が見られたので恐らくめまいは当分は出ないでしょう。

 

次回より月1回の定期施術にて経過観察を行っていきます。

解説|頚部緊張(首のこり)によるめまい

頚部緊張(首のこり)によるめまい。

過去の臨床経験上、うつむき姿勢が多い人のめまいは、殆ど首の緊張に原因があります。

これは、頚部の筋肉が固くなること、また、うつむき姿勢にともなって首の骨にゆがみが生じ骨の中に存在する『椎骨動脈』という脳まで伸びる動脈を圧迫してしまうことによります。

今回の治療では頚部の緊張をとること、椎骨動脈の循環改善を目的に施術を行いました。

今回は仕事柄うつむくことが多くそれが原因になっていました。

近年ではこうしたうつむき姿勢が原因になっている、めまい・首痛・頭痛が増えています。

その要因は『スマホ』の普及です。

スマホを長時間触っていると必然的にうつむき姿勢になります。

その結果、今回の症例同様にめまいが生じるのです。

個人的にはこういったケースでは鍼がとても有効に感じます。

術後も非常に爽快感が強く、直後から効果を感じることも珍しくはありません。

もし、これをご覧になっているあなたが病院で検査をしても『異常なし』と言われためまいでお困りなら一度当鍼灸院へご相談下さい。

そのめまい、意外となんとかなるものです。

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《症例報告》ぎっくり腰!腰が原因とおもいきや、原因はおしりの筋肉に《改善例》

30歳 女性 職業 保育士 京都市東山区

主訴 仕事中急に起こったぎっくり腰

残業続きで疲労が溜まっており、仕事中に子供を抱えた時に腰に強い痛みが走る。

以前にも同じ経験があり当整体院へ来院。

検査|全体が痛くて痛む箇所が分からない

痛みが出ている部分を指定してもらうも『全体が痛くてわからない』とのこと。

各種検査をしようにも、動くのも寝るのも痛くてたまらないとのことで最低限の検査に抑える。

圧痛部:左臀部(梨状筋)、熱感軽度

施術

初回

痛みの部位と熱感のみ確認。

まずは炎症を引かせること、動ける状態にすることを目的に施術を行う。

本人希望により鍼を施行。

急性期のため、軽く異物感が出る程度の鍼を臀部に三本行う。
そのまま30分ほど置鍼。

30分後、かがめる・直立出来る程度に回復したため刺激量を考え初回はここで終了。

本人、痛みが緩和したことと動けるようになったことに喜んでいる。

当日は入浴は避けるように(炎症の悪化を防ぐ)指示。

炎症が軽度のため、自宅でのアイシングは敢えて指示せず。

二回目(翌日)

痛みの度合い10→5

『大分と楽になった。』とのこと。

本日は動くことも、仰向けになることも出来るため仰向けで股関節の調整を行う。

その後、前日同様に鍼を20分置鍼。

置鍼終了後、痛みはほとんど無くなる。

本日より入浴を許可する。

三回目(二日後)

痛みの度合い10→2へ

『もうほとんど痛くない』との報告を受ける。

動作による痛みを確認しても殆ど見られない。

この状態で再度検査。

腰の可動域も正常化し、骨盤の動きも良好。

触れる程度の手技でふくらはぎから太もも、臀部の緊張を緩和し、その後鍼を施行。

痛み、不調が施術後検査で問題ない範囲まで消失したため本日で施術は終了。

これでしばらくは痛みはでないでしょう。

解説|ぎっくり腰のとき、何処が痛いかわからない

ぎっくり腰や強い腰痛を抱えると、痛みが出ている部分というのがわかりにくい場合があります。

これは、筋肉・関節・靭帯が損傷することにより炎症が起こると見られる現象です。

今回、ご本人は痛みを『腰』という具合に指定して来られましたが、実際に損傷が起こっている部分は臀部でした。

これはレントゲンなどではわからないため、入念に触察することによって選定することが出来ます。

逆に、痛みの部分が自分でどこか分かるようになってきたということであれば、そのぎっくり腰は炎症が緩和してきたため改善傾向にあるといえます。

鍼が有効?

これは人によって様々ですが、急性期のギックリ腰では鍼が有効な場合があります。

なぜなら、ぎっくり腰の多くは表面の筋肉ではなく、さらに奥深くの筋肉や関節付近に原因があるからです。

損傷の部分によって様々ですが、その奥深くの部分にアプローチするには鍼を用います。

普段、当鍼灸院では気の流れや内臓調整を鍼を使って行います。

その際、鍼は皮膚に触れる程度にしか用いません。

しかしながら、今回のように筋肉の奥深くに原因がある場合は鍼を少し深めに施工します。

その深さは約二センチ以内です。

この深さは人体の安全深度を元にしています。
※二センチ以内であれば解剖学上安全という結果が出ています。

また、鍼は金属(ステンレス)で出来ているため、吸熱作用があります。
身体で炎症が起こっている場合、この特性を用いると炎症が早期に改善します。

ぎっくり腰は場所を特定すれば早期に改善します

このように原因を特定し、施術法を正しく選定すれば『急に動けなくなった』というぎっくり腰も早期に改善することが出来るのです。

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《症例報告》整体で取れない10年来の慢性肩こり《改善例》

年齢 63歳 性別 女性 職業 主婦 所在地 宇治市

主訴 改善しない10年来の慢性肩こり

マッサージに行っても整体に行っても改善しない10年来の慢性肩こり

外反母趾で足の変形があったことによりそれ以上進行させたくないという想いから来院。

外反母趾の治療が一段落してきたので、慢性的に悩んでいた肩こりをなんとかしたいという訴えから整体コースを受ける。

何処に行っても治らず、肩こりは生涯あるものと諦めている。

検査|肩関節の可動域不良あり

肩関節の可動域不良あり。

左右僧帽筋、斜角筋に強い緊張あり

内臓、胃の下垂を認める。

施術

初回

検査より、胃の下垂による内臓疲労性の肩こりと判断。

腹部に手を当て、下垂した胃を上方に持ち上げるようにして矯正。

その後、落ちた胃が下垂しないよう骨盤を締めるように矯正。

初回の施術はこれで終了。

整体後、特に楽になった感覚はないとのことだが、今後の説明をしている最中に身体が軽くなっていき、お会計の頃には『あれ、肩こりが軽い!』という喜びの発言が本人より見られる。

今回の結果を見れば、おそらくこの慢性的な肩こりは3〜4回程度でなくなるとでしょう。

解説|胃だけでなく、内臓が下垂するとどんな状態になるか?

イメージして欲しいのはお腹が痛くなった時。

あなたはどんな姿勢を取りますか?

おそらくお腹を抱えるような姿勢を取ると思います。

このような姿勢の時、背中が丸まり背筋がゆがみます。

つまり、内臓が下垂すると体の歪みを発生させることになるのです。

こういった状態が続くと、肩こりや腰痛、頭痛という種々の症状を出していきます。

肩こりは治し方が大事です!

マッサージに行っても、整体に行って姿勢矯正をしても改善しない10年来の慢性肩こりの方、治らないのは直し方が間違っているからかも知れません。

今回のようにお腹を触るだけで劇的に変化することもあります。

一度ご自分のお腹具合を見直してみるのも大事ですよ。

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3/10臨時休診のお知らせ

誠に勝手ながら、
3/10(木)の午後17:00より
外部研修のため休日
とさせていただきます。

急な痛みや、本日たまのお休みで施術を希望された方には大変申し訳ありません。

尚、院自体がお休みになりますのでお電話いただいてもご予約をお受けすることが出来ませんのでご了承下さい。

明日以降のご予約は以下からお願いいたいます。

鍼灸・整体を組み合わせた 痛み改善の専門院

コバヤシ接骨院・鍼灸院
ご予約は→ 075−708−6862(9:00~20:00電話受付)

メールでのご予約は24時間受付中です→コチラ


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《症例報告》陸上選手 二ヶ月前から取れない太ももの痛み《改善例》

14歳 女性 陸上部所属中学3年生(府大会1位) 大阪市阿倍野区

主訴|前屈すると痛む左太もも裏の痛み

全力で走れない・前屈すると痛む左太もも裏の痛み

二ヶ月前に記録会にて左太もも後面(ハムストリングス上部)を痛める。
改善するために近くのカイロプラクティック・整骨院を訪れマッサージ・骨盤矯正をするも一向に改善せず。
筋肉の硬さからかと自分で判断し、ケアのために練習後のストレッチを行うも悪化する一方。
記録会まで半月もなく、また強化合宿への参加も視野に入れている。
母親の友人に自分の甥がどこに行っても治らない頭痛を改善してもらったという話を聞き、当整体院にコンタクト。
来院に至る。

検査|痛み回避のため左骨盤が上方へ変異

頸部可動域検査 特に異常なし。

骨盤位置の検査 痛み回避のため左骨盤が上方へ変異

胸椎・脊柱検査 体感の右前方回旋を認める。

筋膜テスト 左アキレス腱部に強度の緊張を認める。また、筋損傷部周囲の筋膜の強いねじれあり。

内臓検査 肺と胃に疲労蓄積

圧痛部検査 左ハムストリング上部に微細な筋の断裂を認める

疼痛誘発テスト 立位にて体感前屈時に圧痛部に痛みが強く出る。

全身状態

普段から自己にてセルフケアを行っており、全身状態は良好。

しかしながら試合と合宿の期日があるためメンタル面での焦りあり。

施術

初回

検査より、左ハムストリング上部の肉離れと判断。

試合までの時間がないため、時間のかかる根本治療よりも試合に出られるコンディションを優先するため結果の早く出る表在治療を行う必要性を説明。
試合後から根本治療を行い約一ヶ月後の合宿に間に合わせるよう治療プランを立てる。

ハムストリング部・アキレス腱部の過緊張を解除、その後骨盤矯正
再度体感前屈時の痛みを確認
痛みが10→7へと低下

今回のアプローチが正しいのかを判断したいため、初回はここで終了。

練習は休む必要は無いが、痛みが誘発される練習(100%の力でのダッシュを痛みが出ない程度の力量に変えて行うこと)を制限をかけるよう指導。

また、肉離れ時にストレッチは逆効果であることを説明しストレッチの禁止を伝える。

二回目(1日後)

『痛みが元に戻っている。』と報告を受ける。
想定の範囲であったため問題ないことを伝える。
この時点で痛みを誘発している原因はすでにハムストリングスにはないと考える。
次に体幹のバランスを最も崩しているであろう胸椎部にアプローチ。
再度綿密な検査を行うと右第5肋骨が一本だけ下方に回旋しているのを認める。
胸部を触る必要があるため、本人に同意を得ることと同時に女性スタッフ同行のもと調整を施行。

その後、再度誘発動作である体前屈を行ってもらい痛みを確認。
この時点で痛みが消失する。

二回目はここで終了。

自宅で寝る際は体幹のねじれ肋骨の変異を防ぐため、横向けでの睡眠を禁止する。

三回目(6日後)

痛みほとんど消失。
『全然痛くない!』と喜んでいる。
付き添いの祖父も効果に驚いている。

前回と同様の施術を施行。
また、痛みの取れ方が良好だったため根本治療(肺調整)を行う。

この時点で痛み完全に消失。

確認のため、一週間後の来院を指導し終了とする。

解説|損傷を起こし慢性化したことが痛みの原因

基本的に痛みの原因は損傷を起こし、時間の経過とともに(慢性化)変異していきます。
これは痛みを起こした際、脳が痛みから逃れる回避行動を体内で起こすためです。
こうなると、損傷部が改善しているにもかかわらず脳は痛みがあるものと勘違いを起こします。
結果として痛みの原因は別部分に点在してしまうのです(今回の場合は肋骨の歪み。)

今回の症例は年齢も若く、慢性化して時間経過が比較的軽度だったため回復も早期に見られました。
これなら試合や合宿にも全力を出して挑めることでしょう。

このように痛みの原因は長期化すると原因が変異することがあります。
もしこれをご覧のあなたが、試合直前で痛みを抱えていて全力を出せない…という不安があるなら、是非当整体院の門を叩いてみてください。

その痛み、意外となんとかなるもんですよ。

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《症例報告》ハードトレーニングによるシンスプリント《改善例》 

20歳 女性 学生 ラクロス部  滋賀県

 

主訴|シンスプリント

大学一回生からラクロスを開始。
高校生時代からシンスプリントの既往があり、今回は自己判断によりシンスプリントと確信する。冬のシーズンオフ前に練習量が増加し痛みが再発。
現在、一年生であるがレギュラー入りをしっかりしたい、練習を離れたくないと言う思いからスポーツ選手にも力を入れている当整体院に来院する。

検査|起床時・階段の上り下り・歩行時にも痛み

起床時・階段の上り下り・歩行時にも右下腿内側に強い痛みが出る。
安静時痛はない。
下腿内側 脛骨内側骨端下部の約10センチ範囲に圧痛あり。
また、何度もシンスプリントを繰り返しているためか、骨膜の一部肥厚見られる。
骨盤:骨盤が右前上方へ、左が後下方へずれ込んでいる。
体幹:骨盤の状態に伴い、右へ体幹の回線見られる。
股関節:両股関節が強く内旋
足趾:外反母趾あり。また、浮き指が強い。

全身状態|全身疲労が強く脳脊髄液の循環が悪い

クラブはシーズンオフになったが、アルバイト・学校の課題に追われ、睡眠不足が続いており、全身疲労が強く脳脊髄液の循環が悪い。
腰部にヘルニアの既往があり、普段から姿勢が悪く猫背が強い。

施術

初回

外反母趾・浮き指が強いため地面に対してしっかりと足指を使えていないこと。また、骨盤のゆがみ・股関節の捻じれによるシンスプリントと判断。

全身の自然治癒力上昇(脳脊髄液の循環改善)を目的に骨盤調整・頚椎調整を行う。

加えて骨盤と股関節のねじれを調整。
痛みの度合いが10→7に低下。

歩行時の変化に驚いている。

初回はここで終了。

骨膜の肥厚とすねの骨の炎症が強度の為、自宅でのアイシングを指示する。

二回目

初回施術より、起床時の痛み緩和するも大きな変化なし。

前回同様の施術+下腿部の緊張を取り除くよう調整。

加えて全身疲労の改善を目的に鍼灸治療を行う。

鍼灸治療中、深い睡眠が得られた様子。

調整後の痛み10→6へと低下。

三回目

前回同様、痛みの変化は起床時緩和しているも階段昇降時の痛み・走行時の痛みが強い。

できるだけ早期改善がしたいとのこと。

本人に多少痛くても我慢できるかを意思確認。

できると返答あった為、シンスプリントを引き起こしている深部筋『後脛骨筋』を直接針で刺激する。

本人最初は刺激に驚いていたが『思ったより大丈夫』とのことで問題ない様子。

後脛骨筋を刺激したまま、鍼を20分ほど置鍼。

立位時、足の軽さに驚いている。

痛みの度合い10→3に低下する。

四回目

痛みの度合い。

10→1~2程度に低下。

前回同様に鍼を行う。

今回はそこまでの刺激量はない様子。

鍼を抜鍼後、骨盤調整を行い終了。

五回目

痛み10→0

痛みの訴えなし。

シンスプリントに関して完治認めた為、本回で施術終了とする。

ただし、足部に浮き指があるため足指に力が入っておらず、足全体の使い方が不良になっている。
今後、この浮き指を改善しない限りはシンスプリントが再発するであろうことをつげ、次回より浮き指改善施術を行うこととする。

解説|シンスプリントが冬場に増える理由

単純に走量の増加が問題

競技によってはシーズンオフになり、走り込みが増える。

今回、ラクロス部ということで試合のシーズンは終わったとのこと。

その後、この時期になると部によっては走り込みやトレーニングといった身体強化を重視することがある。

単純にこの疾患は走量が増えると発症するリスクが高まるのでその影響は強い。

また、中学・高校時分では『持久走』などが授業で取り入れられたりもする。

部活動によっては朝練などで走り込みがあり、授業で走り込む。また放課後クラブ中に走りこむことによってシンスプリントが増加するケースも考えられる。

シンスプリントを引き起こす後脛骨筋

シンスプリントはこの後脛骨筋が炎症を起こすことによって引き起こされます。

シンスプリントは骨膜の炎症として扱われることが多いです。

これも間違った考え方ではないのですが、その大元を引き起こすのはこの筋肉です。

この筋肉、困ったことに直接触ることが出来ません。

なぜなら、すねの骨の裏側(ふくらはぎのずっと奥)に存在するからです。

ここをうまく刺激するには『鍼』しかありません。

原則、鍼には痛みは伴いません。
しかしながら、原因を引き起こしている筋肉が炎症を引き起こしている場合、その部分を刺激するときは強い刺激を伴います。

今回の場合がそうですね。

炎症を起こしている部分というのは、体表でいうとすりむいた部分と同じです。

触られると痛みます。

鍼の特徴は使い方によっては『炎症を抑える』作用があります。

今回はその働きを使って症状の改善を促すことが出来ました。

根本は足の浮き指が原因、これを改善しないと再発する

今回、後脛骨筋の炎症を抑えて痛みを改善したのは『根本施術』ではありません。
今回のシンスプリントでしっかり改善しないといけない部分は『足指』です。
足指が今回のケースではしっかりと地面についていない『浮き指』になっていました。
浮き指になると、正しく足が使えず、足のトラブルを増やす傾向を作ります。
シンスプリントは再発する!というイメージがありますが、こういった根本の部分を施術せずに、放置しているということが殆どだからなんです。

再発さ施ないためには、痛みがしっかりと収まっているうちに根本を改善していくことが大事になります。

この時期、シンスプリントでお困りの方へ

学校で持久走が増えたり、またマラソン大会に向けて走り込を続けている人、シンスプリントが出始めたりしていませんか?
痛みが軽い場合、シンスプリントは数回の施術で大きく改善します。

もし、痛みによって走ることに困難を覚えだしたら是非ご相談ください。

その痛み、以外と早くなんとかできるもんです。

この記事を書いた人

京都市_コバヤシ整骨院・鍼灸院

【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。

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