小林院長のブログ

《症例報告》噛みあわせだけじゃ無い!内臓が原因の顎関節症《改善例》

年齢 65歳 性別 女性  職業 主婦  所在地 京都市南区

主訴 顎関節症

一年ほど前に耳と顎が痛くなり、同時に口が開かない状態になった。

不安に思い耳鼻科でレントゲンを撮ったが異常なしと判断される。

その数ヶ月後、歯科医院にてマウスピースを作成し、口は開くようになり、痛みはマウスピースで半減はしたものの、顎の右側には常に違和感がある状態が続く。

咀嚼時にグチュグチュという音があり、大きく口を開けると痛みが出る。

顎の不快感を解決するための方法を模索していたところ、当院の存在を知り来院に至る。

検査|開口動作時に下顎骨が正中線より左側にずれる

開口動作時に下顎骨が正中線より左側にずれる。

姿勢円背気味。

頭部が頚椎に対し前方へ突き出た形になっている。

第二頚椎の動きの不良を認める。

頚椎右回旋時に頚部左側に疼痛あり。

右肩外転時につっぱり感あり。(本人も肩の動きの硬さを普段から感じている。)

全体的な関節可動域狭く、リンパ液の循環不良を認める。

腹部検査にて肝臓に疲労の蓄積を触知。

施術

一回目

検査と全身状態の所見により、肝臓疲労により、顎関節を含めた各関節の筋緊張が主な原因と判断。

全身循環の回復を目的に肝臓調整を施行。

頚部・顎周辺の筋緊張に対し頚椎調整を行い、

右肩外転時につっぱり感消失。

顎関節のグジュグジュという音には変化なし。

初回はここ終了。

二回目(2日後)

『特に変化を感じていない。』と本人より訴えあり。

前回と同様の施術に加え、仙腸関節と股関節の調整を行う。

全身循環を整えた後、顎関節周辺の筋膜をリリース。

施術後、口を大きく開けた際の痛みは消失。

 三回目(3日後)

初回と比べて顎の不快感は10→8に減少。

痛みは前回同様に消失。

咀嚼時のグジュグジュという音はましになっているという本人の実感がある。

四回目(8日後)

先週旅行に行き、風邪を引いて声が出ない。

喉の痛みで顎の状態がいまいちよくわからないとのこと。

触診・視診にて顎関節周囲の筋膜の緊張が緩和していることを確認。

肝臓調整を含めた自己回復力を促す施術を行い、次回は二週間後に状態を確認する。

五回目(15日後)

初回とくらべて顎の不快感10→2に減少。

『グジュグジュという音や痛みは全くない』と本人より喜びの声あり。

問題のない範囲まで痛み・不快感が改善したため、

本回で施術を終了とする。

現在は全身を含めた体のメンテナンスで月に一度のケアのため来院を継続中。

解説|近年増え続けている顎関節症

近年増え続けている顎関節症ですが、顎関節の歪みや顎の筋肉の緊張が原因というイメージは容易にできると思います。

ただ、過去の経験上、顎のアプローチのみで改善した例はほとんどありません。

今回の場合も肝臓の疲労による全身循環の悪さが顎関節の運動不良の引き金となっていました。

肝臓は脳に続いて血液の流入する量が多く、心臓から拍出された血液の4分の1が肝臓に流れます。また、豊潤な血液を蓄えているため、全身の血液の循環量の調整をしています。

肝臓の疲労が起こると、こういった血液循環の不良が生じやすくなるため、結果的に筋肉への血流も不足して全身の筋肉の緊張が起こります。

筋肉は硬くなると、それを補うために関節に過度な負担がかかるため、大きさに反して筋力の強い筋肉(咬筋など)が存在する顎関節に痛みが出てしまうのです。

顎関節症はどこに行っても改善しないという悩みを抱えて来院される方は非常に多いのですが、内的な要因がないかという見極めは非常に重要です。

内臓も含めた根本原因に対してのアプローチをすれば早期に改善することができます。

(担当 斗谷)

 どこにいっても治らない顎関節症でお悩みの方はこちら

顎関節症専門整体ページ

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京都市_コバヤシ整骨院・鍼灸院

【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。

『●●日までになんとかしたい!』期限付きの腰痛改善はおまかせください!

59歳 男性 営業 京都市下京区 

主訴 腰痛

来院の2週間前、重たい荷物を持ったことにより腰に痛みを感じる。その3日後、ボーリングを競技し痛みが悪化。さらに翌日、痛みが最も増強。その後、少しずつ痛みは軽減するもダルさが続き、9日後にボーリングの大会を控えていることから焦りを感じ来院にいたる。

10年来、不定期ながら1年に一度程度、ギックリ腰を経験。その際と今回は、痛みの質が違うと感じている。

検査|前屈の姿勢で腰痛増強

前屈の姿勢で腰痛増強、脊椎伸展で痛み軽減。左腰部~側腹部にかけて痛み見られる。

胸椎に比べ、下部腰椎に硬さがみられる。

腰椎回旋では、左回旋時に左に突っ張りを感じる。

また座位での臀部挙上の左右差から、股関節の右変位が疑われる。

施術

初回

 腰の筋膜のねじれを取る目的で筋膜の調整を行う。

 腰の回旋時に感じていた突っ張りも軽減。

2回目(初回より4日後)

PS10→3。前日にボーリングをしたが痛みは出なかったとのこと。

しかしながら、腰痛のため週2回のボーリングを休んでいたため、久しぶりの競技復帰で、腰全体にダルさ(疲労感)が出た。

大会に向け、早期に改善を図るため、臀部およびハムストリングの緊張を緩和する手技を行なう。

加えて、仙骨筋付着部、中殿筋(左)、梨状筋(左)の圧痛点に置鍼。

3回目(初回より8日後)

PS10→3。競技の性質上、左足で踏み込んだ際、感じていた痛みもなし。

ボーリング直後も良い状態をキープできているとのこと。

良好な結果が得られているため、手技および鍼は前回と同様の内容で継続。

明日の大会に不安なく挑めるようになったと本人も喜んでいた。

痛み消失・ボウリングによるダルさも改善したため本回で施術終了とする。

解説|脊柱起立筋が収縮した状態から痛みを発症

今回は腰・臀部の筋肉が競技の特性上、強度に緊張しており骨盤が前に傾き、腰が通常よりやや反り気味になっていました。そのため、慢性的に脊柱起立筋が収縮した状態がつづき痛みを発現していたと推測できます。

また、骨盤だけでなく股関節のねじれも強くみられ、股関節自体もあまりいい状態ではありませんでした。

実は、多くの腰痛では腰に原因があることはほとんどありません。
多くの場合、今回同様『股関節』が影響しています。

腰を曲げるとき殆どの方は腰の骨が曲がっていると考えますが、実際はこの動き自体は股関節の動きです。
腰を反らす行為の多くも股関節の動きです。
つまり、腰を中心に動かしているようでその実、動いているのは股関節だということは身体の動きでは多数見受けられます。

このように、腰自体が働くことはあまりなく、負担がかかっている部分として股関節が意外なほどに多いのです。

このように腰痛は原因をきちんと特定することで、慢性化した痛みでもしっかりと改善することができます。

長い付き合いとなった腰痛も決して、諦めることはありません。

 もし、どこに行っても改善しない腰痛でおこまりなら一度当整体院にご相談下さい。

原因がわかれば意外とその痛みなんとかなるものですよ。

(担当 藤村)

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一日も早く治したいシンスプリント 当院では3回以内で改善に導けます

性別 男性 職業 学生 所在地 京都市東山区 

主訴|シンスプリント

概要 部活動でバスケットを行っている。

以前は中学生時代、オスグッドでの通院があった。今回は日々の練習によって『すねが痛い』という訴えあり。

練習が休めず、プレーにも支障をきたしており、一週間後に試合を控えているため痛みを改善したく来院する。

 検査|右足脛骨内側の著名な圧痛

右足脛骨内側の著名な圧痛、練習時のみ痛みが発現、歩行時には痛みが見られない。その他の関節異常なし。

施術

初回

検査結果より 初期のシンスプリントと判断。

当整体院オリジナルのシンスプリント専門施術を施行。

その場で変化がわからなかったが、その日の昼からバスケットの練習を行ったが『すねが全く痛くなかった。』との報告を受ける。

次回の予約は確保しているが、恐らく次回は確認のみを行うのみで整体の必要はないと思われる。

二回目

痛み消失。確認行い施術終了。

解説|スポーツを行っているならシンスプリントは一度は経験する

シンスプリントは学生スポーツを行っているものなら一度は経験するものだと思います。(私自身、かなり悩まされました。)

シンスプリントを発現する背景は多々ありますが、学生個人で対応できることは練習環境の兼ね合いもあり本当に少ないと思います。

これを考えるとネットでの原因『グランドが硬い』『練習量が多い』『シューズが悪い』は実際問題何ともしづらい部分があります。

学生スポーツは基本、休む事ができません。

安静にすれば改善するケースが殆んどですが、それが出来ないのが現状です。

また、通院の日を確保することも困難です。

この問題に対応すべく、出来るだけ短時間で、来院日数が少なくて済む『シンスプリント専門整体』を当整体院は開発しました。

今のところ、1回の施術で50%以下まで、二回の施術で80%以下まで痛みを改善することに成功しています

もし、あなたが

  • どこに行っても改善しないシンスプリントで悩んでいる。
  • 週末までにスネの痛みを解決したい。
  • あまり来られないから短時間シンスプリントをなんとかして欲しい。

ということで悩んでいるなら、一度当整体院に相談してみてください。
驚くほど少ない回数でなんとかしてみせます。

(担当:小林)


シンスプリント・スポーツ障害を短期間で改善したいなら

スポーツ障害専門整体

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【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。

10年間治らなかった腰痛が9回の施術で改善!その意外過ぎる腰痛の原因とは

年齢22歳 性別女性 職業 学生 所在地 京都市東山区

主訴 腰痛

現在大学生。腰痛は高校時代より発症。

特に寝起きに痛みが強くなる。
その時分より自身の腰痛を治そうと近所の整骨院に通院。

その他、カイロ・整体に通うもこれといった結果を得られないまま、腰痛が出ればマッサージという局所的な対処法に落ち着く。

特に腰痛に変化を感じないまま生活を送っていたが、大学生になり当院来院の数日前より、前かがみになるのも困難な腰痛を発症。

当鍼灸院について以前より友人に紹介を受けていたため今回を気に来院を決意する。

検査|何をしていても痛みは強いまま

動作・安静時、何をしていても痛みは強いまま変化なし。
特に体幹の回旋に伴い疼痛は悪化。
問診より手足の冷えが強くそれに伴い生理痛も非常に強いとのこと。
脈診・腹診にて、子宮と右の卵巣に不調を認める。

施術

初回

本人に子宮部と卵巣部を服の上から手を当ててもらい体幹を回旋すると腰の痛みが消失。

本人も『え?なんで』と不思議に思っている。

今回の腰痛は腰ではなく、子宮と卵巣部の疲労が原因であると伝え原因治療を行う。

腹部・腰部に服の上から触れる程度の力で数分間、子宮と卵巣調整。

痛みが驚くほど引いた、と本人より訴え。

変化が出たため本日はここで終了。

身体の冷えが強いためシャワーでなく入浴を励行すること、内臓調整後の好転反応があることを伝え見送る

二回目

痛みは次の日までは楽だったがいつまでも続かなかったと報告受ける。

痛みが強かったため取り敢えず動けるようにして欲しいとのことで、根本施術ではなく股関節を中心とした表在施術を行う。

施術後、その場で痛みが全く無い状態まで改善。

この日はここで施術終了。

三回目

前回は施術後数時間で痛みがぶり返し辛かったとのこと。

やはり根本の子宮部を改善しなければ腰痛は改善しないと判断。

この日は初回同様に触れる程度の力で子宮・卵巣調整を行う。

施術後、とてつもない眠気とダルさがあったため、ベッドで安静臥床(レスト)10分行い帰宅。

痛みの度合いが10→4へ低下。

四回目

順調に痛みが改善し、痛みの度合いが10→3へ低下。『嘘みたい。』と本人喜んでいる。

前回同様の調整を行い10分レストしこの日は終了。

五回目

生理前のためか痛み悪化。恐らく一時的なものと思われる。

体力が落ちているため、施術を短くしレストを20分にする。

今回はここで終了。

六回目

痛みの度合いが三回目同様になっている。
前回の施術後から生理に入り、痛みが楽になりだしたとのこと。

施術後、痛みは消失している。

七回目

痛みの度合いは軽度減少。10→3。
来院前のように動けない・日常生活が送れないということはないということで本人は満足している。

八回目

腰痛が殆ど感じないという状態に改善。

九回目

学校の取り組みなどで理想通りの来院が出来ず、痛みの度合い10→6へ。

しかしながら『全然以前より動けるんで大丈夫です。』と満足気。

いつもどおりの調整を行い、今回はここで終了とする。

未だ整体は継続中であるがこのまま行けば、あと5回以内の調整で施術は終了すると思われる。

解説|なぜ子宮と卵巣が腰痛に繋がるのか?

なぜ子宮と卵巣が腰痛に繋がるのか?

身体の反射に『内臓体制反射』というものが存在します。これは、内臓に起こった異常が脊髄を介してその周囲の筋肉に影響を出すというものです。

簡単に表現をするならば、内臓の異常を身体が感知して筋肉が守ろうとする働きと考えてもらえればいいと思います。

今回の腰痛はこの反射が影響して発現したと考えられます。

腰痛の85%は腰に原因がないという事実

当整体院のブログでなんども紹介していますが、腰痛の85%は原因不明。

つまり、腰に原因が無いケースが殆んどということです。

勉強をしていない、もしくは経験の浅い施術家がこの事実を知らず、延々と腰をマッサージし続けることは嘆かわしい話ですがよくあります。

結果、腰痛が取れないばかりか悪化の一途をたどっていくわけです。

もし、この記事をご覧のあなたがいつまでも治らない腰痛に悩んでいて『治らけどその場は気持ちいいから整骨院で腰のマッサージを受けている。』というなら一度ご自分の原因を疑ってみたほうがいいと思う。

原因がないところをいつまでアプローチしても結果は出ないものです。

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バドミントンが原因で起こった腰痛もたった3回の整体で改善!

20歳 女性 大学生 京都市東山区 

主訴 腰痛

来院の2週間前から腰に違和感を覚え、その状態で来院1週間前にバドミントンしたところ、痛みが増強。

週2回のバドミントンを一度休み、安静にするが、痛みが改善せず来院。

以前より、2~3年前に一度、歩くのが辛いほどの腰痛を発現。

その際は、スポーツにより腰部を酷使したためと他院で説明を受けていた。

今回は、腰に対する強い痛みの予防もかね、早期での来院となった。

検査|胸椎に比べ、下部腰椎に硬さがみられる

胸椎に比べ、下部腰椎に硬さがみられる。

また座位での臀部挙上の左右差から、股関節の左変位が疑われる。

施術

初回

腰の筋膜のねじれを取る目的で筋膜の調整を行う。
腰の回旋で、可動域が改善。回旋時に感じる張りも軽減。

2回目(初回より4日後)

痛みは消失し、違和感が残っている程度。

初回施術の翌日、バドミントンをした後も痛みのぶり返しはなかった。

前回と同様、筋膜の調整を行う。さらに、回復力向上の目的で触れる程度の 鍼を追加。鍼は、初めてだったが『思っていたより痛くなかった』とのこと。

3回目(初回より11日後)

痛み・違和感ともに消失。バドミントン後も良い状態をキープできているとのこと。

前回良好なか結果が得られたため同様に筋膜の調整および鍼を継続。

また、バドミントンの疲労により痛みが戻らないよう、中臀筋、梨状筋、ハムストリングの緊張を手技により緩める。

思いっきりプレイできるようになったと本人も喜んでいた。

痛み消失・バドミントンプレーによる違和感も消失したため本回で施術終了とする。

解説|競技の特性上、骨盤が前へ傾き反り腰に

今回は腰・臀部の筋肉が競技の特性上、強度に緊張しており骨盤が前に傾き、反り腰になっていました。そのため、慢性的に脊柱起立筋が収縮した状態だったためにこのような痛みを発現したと考えられます。

また、骨盤だけでなく股関節のねじれが強く、あまりいい状態ではありませんでした。

実は、多くの腰痛では、腰のみに原因があることはほとんどありません。

多くの場合、今回同様、股関節が影響しています。

腰痛は原因をきちんと特定することで、慢性化した痛みでもしっかりと改善することができます。長い付き合いとなった腰痛も決して、諦めることはありません。

もし、どこに行っても改善しない腰痛でおこまりなら一度当整体院にご相談下さい。

原因がわかれば意外とその痛みなんとかなるものですよ。

(担当 藤村)

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仕事の終わりになると出てくる おでこの頭痛は手首の整体でゲキタイ!

年齢 38歳 性別 女性 職業 広告関係 所在地 京都市東山区

主訴 前頭部の頭痛

 以前より、慢性的に疲れが溜まると頭痛や肩の痛みが出現。

仕事は立ち仕事で重いものを運ぶことが多いが、仕事中よりも特に仕事終わりなどに体の不調を感じていた。

不調を感じ始めた時から漢方薬を服用し、その都度対処していたものの、来院の3日前より、激しい頭痛が起こる。

ズキズキとした痛みとともに、額を中心に締め付けるような感覚がある。

日中もぼんやりとした痛みがあるが、夕方から夜にかけて痛みが増強。痛みに耐えかね来院する。

検査|肩の外転時痛、左肩に可動域制限と疼痛

姿勢はややなで肩。

肩の外転時痛、左肩に可動域制限と疼痛あり。

頸部、肩背部の筋緊張を認める。
全身の倦怠感の訴えあり。

施術

初回

頸部、肩背部の緊張を取り除く目的で手首、前腕部の筋膜をリリース。

その後、特に緊張の強かった前頸部にアプローチ。

施術後、肩の可動域拡大・疼痛緩和を認める。

変化が出たため初回はここで終了。

終了後『体が軽くなって、息がしやすくなった。』と本人からの感想をもらう。
予測では7回以内の施術で改善を認めると思われる。

施術計画通りに施術継続予定。

解説|姿勢と循環不良の結びつきが頭痛を発生させる

過去の臨床経験上、なで肩で慢性的な肩の痛みがある人は手首、前腕の筋膜の歪みから胸郭の広がりが制限され呼吸機能が円滑にいかない例を多く認めます。

こういった状態では呼吸による体内循環がうまくいかず疲労が回復しにくくなります。

結果として姿勢的な問題(なで肩)と循環不良(脳の酸素不足)が結びついて頭痛が起こります。

今回の施術では手首、前腕部の筋膜の調整を行い、前頸部の筋肉の緊張を取り除くことによって胸郭の制限を解除しました。(『呼吸が楽になった』という感想が本人より出たのははそのためです。)

このようなことから今回の頭痛の原因は『前腕』という意外な部分に認めることが出来ました。

どこに行っても治らない頭痛でお困りの方は、もしかすると今回のように意外な部分に原因が潜んでいるかもしれません。

(担当 斗谷)


どこにいっても治らない頭痛でお悩みの方

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勇気を出して!はじめての鍼灸!10年来のめまいがなくなって行くまで

年齢 38歳 性別 男性 職業 自営業 所在地 京都市東山区

主訴 眩暈(めまい)

10年以上前より、後ろを振り返ったり、顔の向きを変えるとめまいが発症。

それにともなって強い吐き気が発現。

病院で検査をしても異常が認められず。

普段は放置していれば収まっていたが今年に入ってめまいや吐き気が増強、日毎に支障をきたすほどになる。

日に日に強くなるめまいを改善するために来院する。

検査|姿勢が極端に悪く、前かがみの姿勢が強い

姿勢が極端に悪く、前かがみの姿勢が強い、職業柄うつむくことが多いとのこと。

頸部に異常な緊張が見られる。圧痛が強い。

頚部を伸展・回旋するとめまいと吐き気が増強する。

施術

初回

頚部の緊張を取り除く目的で仰向けにて後頸部の筋膜をリリース。

その後、頚部に手指にて持続的な圧迫を軽く施行。

施行後、頚部回旋と伸展を行うとめまいと吐き気が減弱。『ものすごく楽です。』と本人より喜びの声あり。

初回はここまで。

二回目は二日後を指示。

また、生活においてゆっくりと入浴する機会が少なくなっていたため、頚部の循環改善を目的に10分異常の入浴を指示する。

二回目(二日後)

施術前は前回と比べ不快感が10→5へ低下。

初回で半分以下まで症状が改善しており結果は良好。

うつ伏せにて後頸部の圧痛部(トリガーポイント)に数カ所鍼を施行。
施行後、本人も自覚できるほどに首の緊張・コリ感が消失。

施術後、頚部の伸展・回旋を指示。

『全然めまいがしません。めちゃくちゃ楽です。』と訴えあり。

仕事の都合上、まとまった来院が出来るのが本日までとのことなので今回で一時的に施術を終了。

頚部に十分な緊張緩和が見られたので恐らくめまいは当分は出ないでしょう。

 

次回より月1回の定期施術にて経過観察を行っていきます。

解説|頚部緊張(首のこり)によるめまい

頚部緊張(首のこり)によるめまい。

過去の臨床経験上、うつむき姿勢が多い人のめまいは、殆ど首の緊張に原因があります。

これは、頚部の筋肉が固くなること、また、うつむき姿勢にともなって首の骨にゆがみが生じ骨の中に存在する『椎骨動脈』という脳まで伸びる動脈を圧迫してしまうことによります。

今回の治療では頚部の緊張をとること、椎骨動脈の循環改善を目的に施術を行いました。

今回は仕事柄うつむくことが多くそれが原因になっていました。

近年ではこうしたうつむき姿勢が原因になっている、めまい・首痛・頭痛が増えています。

その要因は『スマホ』の普及です。

スマホを長時間触っていると必然的にうつむき姿勢になります。

その結果、今回の症例同様にめまいが生じるのです。

個人的にはこういったケースでは鍼がとても有効に感じます。

術後も非常に爽快感が強く、直後から効果を感じることも珍しくはありません。

もし、これをご覧になっているあなたが病院で検査をしても『異常なし』と言われためまいでお困りなら一度当鍼灸院へご相談下さい。

そのめまい、意外となんとかなるものです。

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《症例報告》ぎっくり腰!腰が原因とおもいきや、原因はおしりの筋肉に《改善例》

30歳 女性 職業 保育士 京都市東山区

主訴 仕事中急に起こったぎっくり腰

残業続きで疲労が溜まっており、仕事中に子供を抱えた時に腰に強い痛みが走る。

以前にも同じ経験があり当整体院へ来院。

検査|全体が痛くて痛む箇所が分からない

痛みが出ている部分を指定してもらうも『全体が痛くてわからない』とのこと。

各種検査をしようにも、動くのも寝るのも痛くてたまらないとのことで最低限の検査に抑える。

圧痛部:左臀部(梨状筋)、熱感軽度

施術

初回

痛みの部位と熱感のみ確認。

まずは炎症を引かせること、動ける状態にすることを目的に施術を行う。

本人希望により鍼を施行。

急性期のため、軽く異物感が出る程度の鍼を臀部に三本行う。
そのまま30分ほど置鍼。

30分後、かがめる・直立出来る程度に回復したため刺激量を考え初回はここで終了。

本人、痛みが緩和したことと動けるようになったことに喜んでいる。

当日は入浴は避けるように(炎症の悪化を防ぐ)指示。

炎症が軽度のため、自宅でのアイシングは敢えて指示せず。

二回目(翌日)

痛みの度合い10→5

『大分と楽になった。』とのこと。

本日は動くことも、仰向けになることも出来るため仰向けで股関節の調整を行う。

その後、前日同様に鍼を20分置鍼。

置鍼終了後、痛みはほとんど無くなる。

本日より入浴を許可する。

三回目(二日後)

痛みの度合い10→2へ

『もうほとんど痛くない』との報告を受ける。

動作による痛みを確認しても殆ど見られない。

この状態で再度検査。

腰の可動域も正常化し、骨盤の動きも良好。

触れる程度の手技でふくらはぎから太もも、臀部の緊張を緩和し、その後鍼を施行。

痛み、不調が施術後検査で問題ない範囲まで消失したため本日で施術は終了。

これでしばらくは痛みはでないでしょう。

解説|ぎっくり腰のとき、何処が痛いかわからない

ぎっくり腰や強い腰痛を抱えると、痛みが出ている部分というのがわかりにくい場合があります。

これは、筋肉・関節・靭帯が損傷することにより炎症が起こると見られる現象です。

今回、ご本人は痛みを『腰』という具合に指定して来られましたが、実際に損傷が起こっている部分は臀部でした。

これはレントゲンなどではわからないため、入念に触察することによって選定することが出来ます。

逆に、痛みの部分が自分でどこか分かるようになってきたということであれば、そのぎっくり腰は炎症が緩和してきたため改善傾向にあるといえます。

鍼が有効?

これは人によって様々ですが、急性期のギックリ腰では鍼が有効な場合があります。

なぜなら、ぎっくり腰の多くは表面の筋肉ではなく、さらに奥深くの筋肉や関節付近に原因があるからです。

損傷の部分によって様々ですが、その奥深くの部分にアプローチするには鍼を用います。

普段、当鍼灸院では気の流れや内臓調整を鍼を使って行います。

その際、鍼は皮膚に触れる程度にしか用いません。

しかしながら、今回のように筋肉の奥深くに原因がある場合は鍼を少し深めに施工します。

その深さは約二センチ以内です。

この深さは人体の安全深度を元にしています。
※二センチ以内であれば解剖学上安全という結果が出ています。

また、鍼は金属(ステンレス)で出来ているため、吸熱作用があります。
身体で炎症が起こっている場合、この特性を用いると炎症が早期に改善します。

ぎっくり腰は場所を特定すれば早期に改善します

このように原因を特定し、施術法を正しく選定すれば『急に動けなくなった』というぎっくり腰も早期に改善することが出来るのです。

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《症例報告》整体で取れない10年来の慢性肩こり《改善例》

年齢 63歳 性別 女性 職業 主婦 所在地 宇治市

主訴 改善しない10年来の慢性肩こり

マッサージに行っても整体に行っても改善しない10年来の慢性肩こり

外反母趾で足の変形があったことによりそれ以上進行させたくないという想いから来院。

外反母趾の治療が一段落してきたので、慢性的に悩んでいた肩こりをなんとかしたいという訴えから整体コースを受ける。

何処に行っても治らず、肩こりは生涯あるものと諦めている。

検査|肩関節の可動域不良あり

肩関節の可動域不良あり。

左右僧帽筋、斜角筋に強い緊張あり

内臓、胃の下垂を認める。

施術

初回

検査より、胃の下垂による内臓疲労性の肩こりと判断。

腹部に手を当て、下垂した胃を上方に持ち上げるようにして矯正。

その後、落ちた胃が下垂しないよう骨盤を締めるように矯正。

初回の施術はこれで終了。

整体後、特に楽になった感覚はないとのことだが、今後の説明をしている最中に身体が軽くなっていき、お会計の頃には『あれ、肩こりが軽い!』という喜びの発言が本人より見られる。

今回の結果を見れば、おそらくこの慢性的な肩こりは3〜4回程度でなくなるとでしょう。

解説|胃だけでなく、内臓が下垂するとどんな状態になるか?

イメージして欲しいのはお腹が痛くなった時。

あなたはどんな姿勢を取りますか?

おそらくお腹を抱えるような姿勢を取ると思います。

このような姿勢の時、背中が丸まり背筋がゆがみます。

つまり、内臓が下垂すると体の歪みを発生させることになるのです。

こういった状態が続くと、肩こりや腰痛、頭痛という種々の症状を出していきます。

肩こりは治し方が大事です!

マッサージに行っても、整体に行って姿勢矯正をしても改善しない10年来の慢性肩こりの方、治らないのは直し方が間違っているからかも知れません。

今回のようにお腹を触るだけで劇的に変化することもあります。

一度ご自分のお腹具合を見直してみるのも大事ですよ。

肩こり・首痛専門整体ページ

この記事を書いた人

京都市_コバヤシ整骨院・鍼灸院

【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。

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