60代特有の逆流性食道炎 その原因と3つの対策

こんにちは、コバヤシ接骨院・鍼灸院代表のコバヤシです。

本日は、60代特有の逆流性食道炎 その悪化原因と3つの対策

というテーマで記事を書いていこうと思います。

結論から言うならば、60代の逆流性食道炎における悪化原因は、
加齢による横隔膜の弱体化が関わっています。

今回の記事では

  • なぜ、このように言えるのか
  • 解決するための3つのセルフケア

について紹介していきます。

60代で逆流性食道炎がなかなか治らない・・・と言う方は、ぜひ、最後までご覧になってください。

逆流性食道炎の悪化リスク、60代で横隔膜が衰える理由

これは加齢が原因です。

年齢を重ねると、どうしても20代・30代の時よりも体力は落ちてきます。
これは、万人に起こる加齢によるものです。

加齢によって、見た目の筋肉が落ちていくのはイメージできると思います。

これと同じように、呼吸に関わる筋肉『横隔膜』も衰えます。

横隔膜は呼吸に関わるので、

  • 階段を登ると息切れする
  • 早歩きをすると呼吸が辛くなる 

などが衰え方として想像しやすいと思います。

このように、60代で横隔膜が弱くなる理由には 加齢 が関わってきます。

横隔膜が弱ると、なぜ逆流性食道炎の悪化原因になるのか

 

これは、弱った噴門の役割をサポートができなくなるから です。

横隔膜は筋肉でできていて、呼吸をするたびに上下に動きます。

また、動画の図を見てもらうとわかると思うのですが、噴門部と似たような部分にあります。

ですので、横隔膜がしっかりと動いている状態では弱った噴門の動きをギュッギュとサポートするような働きもあります。

ところが横隔膜の力が弱ると、噴門のサポートをすることができませんので逆流が悪化しやすくなります。

これが、横隔膜が弱ると逆食が悪化してしまう…のメカニズムです。

ここまでをまとめると、60代特有の悪化は、加齢による噴門をサポートする横隔膜の力の低下 によって引き起こされてしまう…ということがわかると思います。

加齢が関わる逆流性食道炎に対して、 どんなケアを行っていけばいいのか

これは、横隔膜の強化がメインになります。

今回は具体的な強化方法を3つ動画で紹介しています。

今回の強化法は、

当院が逆流性食道炎の整体施術の際に意識している

胸郭の関節をやわらかくすることにもつながっています。

当院が意識している胸郭の柔軟性に関する詳しい内容は、

【逆流性食道炎に整体が有効と考える理由】

という動画で解説しています。

こちらも併せてご覧ください。

今回紹介した逆流性食道炎のセルフケアについて

以上が実際にクライアントに紹介している内容です。

慣れないうちの深呼吸は苦しいですし、最初は筋肉痛になるかもしれません。 

無理せず、継続して行えるよう、日常に取り入れてみてください。 

このような逆流性食道炎ケアを続けてみても悪化するなら・・・

逆流性食道炎は1日2日でなるものではなく、長い時間をかけて起こるものです。

今回、紹介したセルフケアを1〜2回やっただけでは、結果に繋がらないこともあります。

ですので、今回紹介したケアを最低2週間は続けていただきたいと思います。

もし、2週間続けてみても効果を感じない場合は、そのケアは現時点のあなたには合っていないのかもしれません。

その場合は、他のケアを試してみるのも一つです。

ただし、悪化していくなどがある場合は、自力での改善が難しい場合があります。

その場合は、無理をせず、近くの医療機関への相談をお勧めします。

当院では逆流性食道炎に対して、胸郭の矯正を行うことで横隔膜の動きをよくする専門的な施術を行っています。実際の改善事例もありますので、ぜひ、HPを参考にしてみてください。

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