こんにちは元逆流性食道炎の鍼灸師 小林です
本日は間違うと悪化する!?逆流性食道炎に似ている症状 4つのチェックポイントと対策 というテーマで記事を書いていきます。
結論から言うと
間違いやすい症状は低血糖のことをいいます。
低血糖で出てくる症状には、吐き気・物を食べられない・気持ち悪いとか
結構、逆流性食道炎に似たような症状を出します。
ところで、あなたはこんな経験はないですか?
対策をすればするほど悪化傾向
吐き気や胃の気持ち悪さが出て、この原因はなんだろうとネットで調べます。
そこで、自分は逆流性食道炎じゃないかと思って、病院に行きます。
そこで、薬を処方してもらって飲むけども全然効かない。
ここから、ネットに戻ってなぜ治らないのかをさらに調べます
でも、行き着くところは、やはり自分は逆食なんだという結論に至ります。
そこから、さらにハードな食事制限を開始。
でも、一向に良くならないどころか、さらに悪化傾向になっていく。
このようなシチュエーションです。
今回の記事では、このような経験をした・もしくは、現在進行形でしている方には、ぜひ、最後までみてほしい動画になっています。
今回の動画を見るメリット
今回の動画を見ていただくと、
■いつまでも治らない吐き気や気持ち悪さの原因がわかるようになる
■自分がどうすればいいかがわかるようになる
というところです。
逆流性食道炎を始め、間違ったケアをすればするほど、治癒から遠ざかります。
そういったことを避けるためにしっかり、なぜ、効果が出ないのかという『原因』と『違い』を知っていただくことが大事です。
自分の状態をしっかり知るために、ぜひ最後までご覧になってください
逆流性食道炎と混同しやすい 低血糖とはどういう状態なのか。
簡単に言うと、体に起こる極度のガソリン切れ状態です。
お腹が空きすぎて頭がぼーっとする状態をイメージするとわかりやすいと思います。
これは正常な人にも起こります。
この状態が起こった時に身体は『お腹が空いた』という感覚になり、食事を求めます。
求めるままに食べれば、ガソリン切れは解消されます。
ところが、なんらかの理由で食事制限をしていると、身体の『お腹が空いた』というサインを無視して、ガソリン切れの状態がつよくなります。
こうなると、身体は『ガソリンが入ってこないのでピンチだ!!』と判断して、自分の体を分解してエネルギーを作ろうとします。
これが低血糖状態です。
低血糖についてのより詳しい内容は、こちらでも取り上げています。
【逆流性食道炎】薬を飲んでも治らない吐き気の本当の原因
逆流性食道炎と混同しやすい 低血糖による代表的な症状とメカニズム
- 吐き気
- 極度の食欲不振
- 痩せる
が代表的な症状です。
まず、これらが起こる基礎には何が起こっているかを解説します。
逆流性食道炎と混同しやすい 低血糖の基礎知識
あらゆる刺激に身体が敏感になります。
これは、自律神経の乱れが起こることがベースにあります。
低血糖というガソリン切れ状態がつづくと、人間の体はあらゆる刺激に敏感になります。
これは、ガソリン切れの状態から、なんとかエネルギーを作り出そうと、ホルモンのバランスが大きく変化していることが関わっています。
お腹が空いた状態で満員電車に乗ると酔いやすかったり、日光がやたら眩しく感じたりする・・・というシチュエーションがイメージしやすいと思います。
普段なら、なんの問題もない刺激も敏感になっているため、身体には強く害のある刺激に感じてしまいます。
このような状態が何日も続くと、身体はさらに敏感になり、食事を取ろうとする行為すら強すぎる刺激になってしまうわけです。
その結果
吐き気に始まり、実際に食事を取ると嘔吐してしまう。
結果、食事を摂ることが怖くなって、ついにはどんどん痩せていってしまいます。
これが、3つの症状が起こるメカニズムです。
逆流性食道炎と間違わない4つのチェックポイント
ポイントは4つです。
1.眠れない。何度も目が覚める。
2.食欲がわかない。
3.どんどん痩せる。
4.精神的にネガティブになる。
逆食と比較しながら、順番に見ていきましょう
逆流性食道炎と間違わない4つのチェックポイント1 眠れない。何度も目が覚める。
逆食の場合、眠れないことはない。
夜間の胸焼けで目が覚めるなどはあっても、逆食マットなどで対策をすれば、眠れます。
逆食マットに関してはこちらの動画で解説していますので、ご覧ください。
寝方改善!自宅で簡単に作れる逆流性食道炎マット
逆流性食道炎と間違わない4つのチェックポイント2 食欲がわかない。
逆食の場合、胸焼けはあっても食欲がわかないということは、ほとんどありません。
むしろ食欲はしっかりしています。
ここが一つのチェックポイントになります。
逆流性食道炎と間違わない4つのチェックポイント3 どんどん痩せる
逆食の場合、食事制限をすれば、例外を除いて一定の結果は出ます。
ところが、制限をしてもしても結果が出ずに痩せていく・・・なおかつ、症状が一向に治らない場合は、低血糖状態が疑われます。
ちなみに、例外に関してはこちらの動画で解説していますので、参考にしてください。
概要欄にリンクを貼っておきます。
逆流性食道炎と間違わない4つのチェックポイント4 精神的にネガティブになる。
低血糖が関わる場合、極度に不安感が高まります。
これは、ガソリン切れを解消するためにアドレナリンが増えていることが原因です。
逆食の場合は、メンタル面に大きな影響は出にくいと言えるので、ここは大きな違いになります。
以上、4点が具体的なチェックポイントになります。
逆流性食道炎と混同しやすい 低血糖の具体的な対策
- 食事制限の解除
- 細かく食べる
- 長期スパンで考える
順番に解説します。
逆流性食道炎と混同しやすい 低血糖の具体的な対策 1食事制限の解除
最重要事項です。
まずはガソリン切れを解消しないといけないので、食事制限をやめるところから始めましょう。
その際、最初は胸焼けなどの症状が出ますが、個人的な見解として、ここは無視です。
食べられるものから食べていきましょう。
逆流性食道炎と混同しやすい 低血糖の具体的な対策 2細かく食べる
1日5〜6食に分け細かく食べる
長期間の食事制限で、食べたくても食べられない状態になっている可能性があります。
そのような場合は、1日5〜6食に分け細かく食べることが大事です。
少しずつでいいので、ゆっくりよく噛んで食べるようにしましょう。
逆流性食道炎と混同しやすい 低血糖の具体的な対策 3長期スパンで考える
1〜2年かけて改善に導いていく気持ちが大事。
一気に治そうとして焦りが出て、不安になる人が多い印象です。
低血糖になりやすい状態というのは、1日2日でなるようなものでもありません。
時間が経過して、徐々に出来上がって起こるものです。
ですので、改善に導いていくのも時間がかかる。。。という気持ちを持って対応していくことが大事です。
まとめ
基本的に、逆食をはじめ、どんな症状でもボタンのかけ違いが起こると基本的に改善に向かいません。
このようなケースは臨床でも非常に多くみかけます。
今回取り上げた低血糖に関しても、そうです。
実際に毎月来られる逆食のご新規でも、インスタのDMで相談を受けてても『それ、逆食じゃないっぽいですね。』というケースは本当に多くみられます。
逆食で来られる方は、本当に真面目な方が多い印象です。
辛くても、食事制限を続けてなんとか現状を変えようと頑張られています。
ただ、半年間もその取り組みをしていて、一定の結果が出ていないという場合は『もしかしたら、別のことが原因なのかも・・・』と疑う気持ちを持ってみるのも一つかと思います。
長い間治っていない方は、今回の動画で視点を変えるきっかけを持ってもらえると嬉しいです。
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