逆流性食道炎を悪化させる6つの行為 

こんにちは。
小林です。

さて、今回は 逆流性食道炎を悪化させる6つの行為 という記事を紹介していきます。

逆流性食道炎に対して、セルフケアなどのプラスになる行為はもちろん大事です。
しかし、それ以上に大事なのは マイナスになる行為をどれだけ防げるか…だと個人的には思っています。

今回の記事では、その悪化要因を私が逆流性食道炎を患った過去の経験から6つにまとめてみました。

これから、逆食改善に取り組んでいこうと思う方には参考になると思います。
お悩みの方は、ぜひ、最後までご覧になってください。

逆流性食道炎の悪化要因の考え方

足し算になっていることがほとんど

体にとっての足し算とは、何かを入れて治そうという考え方です。

具体的には、何かを食べて治そうとする・何かを飲んで治そうとするという行為です。
また、悪化要因の一つに睡眠不足という行為がありますが、これも考え方は同じです。
起きている時間が何らかの原因で足し算になっているので、結果として睡眠が引き算になる。このように考えられます。

ですので、日常においての足し算が悪化要因になります。

逆流性食道炎を悪化させる6つの行為

  1. 早食い・早飲み
  2. いいと言われるものをたくさん食べる
  3. 過度な食事制限
  4. 過度な運動不足
  5. 不良姿勢で座っている時間が長い
  6. 睡眠不足

の6つの行為になります。
順番にみていきましょう。

逆流性食道炎を悪化させる行為1 早食い・早飲み

どの動画でも紹介していますが、悪化要因の代表格です。
食べるスピード・飲み込むスピードが過剰になって、食道と胃にダメージを与える行為です。
20回以下の咀嚼・10分以内に終了する食事は何一ついいことがありません。

これが悪化要因の1つ目です。

逆流性食道炎を悪化させる行為2 いいと言われるものをたくさん食べる

いいものも過剰になると悪化します。
基本的に多くの方が、食事制限よりも食べる方が楽です。
ですので、いいものを食べれば良くなる・・・と信じて食べるのはいいのですが、それならいくらたべてもいいわけではありません。
ですので、いいもの=食べれば食べるほど良くなるわけではないので注意が必要です。

逆流性食道炎を悪化させる行為3 過度な食事制限

この場合、過剰になっているのは【食べるのが怖い】という不安感の増大です。
その結果、食を過剰に抑制して粘膜を回復させる栄養素が枯渇してしまっている状態。
こちらに関しては、詳しくは
逆流性食道炎には亜鉛が有効?で詳しく解説しています。
併せてご覧ください。

逆流性食道炎を悪化させる行為4 過度な運動不足

横隔膜の動きが制限されて、胃の逆流を悪化させる行為です。
疲れるくらいの運動は良くないですが、1日の歩行数が3000以下というのは黄色信号です。
横隔膜の動きがなければ、噴門を閉める動きがサポートされなくなるので、逆流を悪化させます。
詳しくは、こちらの動画を参考にしてください。
【独自理論】コバヤシ先生が逆流性食道炎に整体が有効と考える理由

逆流性食道炎を悪化させる行為5 不良姿勢で座っている時間が長い

不良姿勢で座っている時間が長いと胃の圧迫が増えて、逆流のリスクが高まります。
基本的に、食道と胃の位置関係は真っ直ぐであるのが理想です。
ところがソファーなどに座るとこの位置関係が崩れて、逆流性食道炎を悪化させる可能性があります。
詳しくは、逆流性食道炎は座り方で治す!で詳細に解説しています。併せてご覧ください。

逆流性食道炎を悪化させる行為6 睡眠不足

食欲が過剰になります。
睡眠中に食欲を適正にするホルモンが出るのですが、睡眠不足になると、そのホルモンが不足し食欲がましてしまいます。
結果として、食べ過ぎが起こるので逆流性食道炎が悪化してしまいます。

まとめ

以上、6つが悪化要因の代表的なものになります。

当てはまるものが3つ以上の方は、治りにくい要因を多く孕んでいる可能性が高いです。
可能な限り、生活の見直しが必要といえるでしょう。

今回、悪化要因を6つ紹介しましたが、悪化要因はひっくり返せば改善要因になります。
改めれば、短所も長所に変わります。

少しずつでいいので、悪化要因を取り除く努力をしていきましょう。

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