夜間の咳が止まらない本当の原因

はじめに

こんにちは。
京都市東山区にあるコバヤシ接骨院・鍼灸院のコバヤシです。
本日は、夜間の咳が止まらない本当の原因というテーマでお届けします。

結論から言うならば逆流性食道炎になっている可能性が高いです。

なぜ、このようなことが言えるのか、そして、その対処法について以下で説明していきます。
夜間の止まらない咳で困っている。。。という方は、ぜひ、最後までご覧になってください。

※本ブログの下層で動画に解説とケアの方法を詳しく解説しています。

この記事を書こうと思った経緯について。

『逆流性食道炎の診断を受けて夜寝る時に寝られないほど咳がキツくなる。
薬を飲んでもおさまらないし、なんとか自分でできる方法はありませんか?

このような相談を実際にクライアントから受けたことがきっかけで
した。

私も過去にそのような経験(逆流性食道炎による咳)があったり、喘息もちであったため、夜に咳が止まらないことの辛さはよく理解できます。

ご相談いただいた方だけでなく、同じように悩んでいる人の役に立てれば…という想いでこの記事を書いています。

そもそも、なぜ逆食で夜間の咳が起こるのか?

まずは根本である、この部分について説明します。

これは、寝ている間に逆流した胃液が喉や気管支に入ってしまうことが原因です。

食道と気管支は喉の辺りで構造的につながっています。
通常では胃液が胃の入り口の蓋で閉じられているのですが、

逆流性食道炎もちの方はこの蓋が弱くなっています。

そのような関係で、次のような現象が順番に起こります。

  1. 胃液の流れ(逆流)を止めることができないため、寝ている時に胃液が喉まで流れてしまいます。
  2. 流れた胃液は喉に止まることなく、呼吸するタイミングで、逆流した胃液を気管の方に吸い込んでしまいます。
  3. 気管は異物が入ってくると咳をして出そうとするので、咳き込んでしまいます。
  4. 1~3を繰り返すことで止まらなくなってしまいます。

これが逆流性食道炎が夜間の咳き込みを起こしてしまう原因のメカニズムです。

特に逆流性食道炎になっていて、且つ口呼吸になる『いびきもちの方』は、強く口から吸い込んでしまうため、咳き込みが一層強くなりやすいので注意が必要です。

夜間の止まらない咳に対する対処法『逆食マット』

では、このような咳に対して
どのように対処すればいいのか、具体的な方法を説明します。

先ほどの根本の考え方をもとに対処法を考えます。
基本的に、寝ている最中に胃液が逆流し、気管支に流れ込んでしまうことが原因です。

緩んだ噴門(逆流を防ぐ蓋)が閉じてくれるようになるのが一番なのですが、現実的にそれは望めません。

よって、外部からの物理的アプローチが有効と言えるでしょう。

具体的には
胃→食道→喉の順に
なだらかな傾斜をつくって上体を持ち上げることで、逆流する胃液を気管に吸い込んでいくことをを防いでいきます。

結果、
咳で追い出すものがなくなるので、咳の改善につながる
・・・というわけです。

夜間の咳を防ぐためのセルフケアとして、この傾斜をつける行為が大事です。

そのためには、寝ている姿勢で上体を持ち上げるマットを用意する必要があります。
このマットに関して
は、実際にクライアントにお伝えしている簡易な作り方を動画でお伝えしていますので、ぜひ、参考にしてください。

効果的に使うためのポイント

動画でも解説していますが、ポイントは

胃の裏あたりから緩やかに持ち上げること

傾斜の具体的な角度としては5°程度が適切かと考えます。

最近は逆流性食道炎対策マットとして、ネットでは既製品なんかも販売しているのを見かけます。
実際に私自身使ってみたことがありますが、商品としてはかなりいいと思います。

ただ、いきなり現物を買う…という選択もいいとは思いますが、
まずは安価なところで自作して、効果を感じたなら必要に応じて購入に踏み切るという流れでも構わないと思います。

終わりに

以上が実際にクライアントにお伝えしている方法です。
夜間の咳き込みに困っている方は、ぜひ、参考にしてください。

夜間の咳の原因になりうる、逆流性食道炎は1日2日で急になるものではありません。
普段の生活習慣がもとで時間をかけてできあがってしまった可能性があります。

ですので、今回ご紹介したセルフケアを1日2日頑張ってすぐに結果が出るかと言われると、私の経験上、そうでない場合がほとんどです(中には例外な方もいらっしゃるとは思います。)。

ですので、この取り組みを最低でも2週間は頑張っていただきたいです。

2週間経って効果を感じているならば、それは現時点であなたに合ったセルフケアなのでそのまま継続してください。

もし、2週間経っても効果を感じられない・悪化していくようであれば、そのセルフケアは現時点での取り組みとして『ズレている』可能性があります。

そのような場合は、遠慮せず、専門家に相談してみるようにしましょう。

関連記事