【逆流性食道炎改善事例】病院・漢方・鍼灸に3年間通ったたけども、改善しなかったケース


※今回の記事は動画でもご覧いただけます。

病院・漢方・鍼灸に3年間通院したけども、改善しなかった逆流性食道炎 というテーマで改善事例を紹介します。

いろんなところにかかったけど、治らなかった。その要因は、着眼点の違いです。

勘違いして欲しくないのは、僕がすごくて他はだめだ・・・などと言っているわけではありません。
僕のもっている視点が、たまたま、この人を改善に導ける要素と親和性があった…というだけです。

この逆ももちろんあります。
ですので、病院や漢方・鍼灸院を否定する意図はありませんので、予めご了承ください。

逆流性食道炎でお悩みのこんな人に見てほしい

何をしてもあまり良くならないし、これ以上何をしていいかわからない…という方

この様な人には、参考になる動画かと思いますので、ぜひ、最後までご覧になって下さい。

逆流性食道炎にお悩みのクライアント情報と症状

逆流性食道炎でお悩みのクライアント 性別とお住まい

70代女性 主婦 兵庫県の御影というところからお越しの方です。

逆流性食道炎でお悩みのクライアント 症状

胸焼けや後鼻漏、物が食べられずに痩せてしまう。甘い物がたべられない。というのがお悩みの症状でした。

逆流性食道炎でお悩みのクライアント 当院に来られるまでの経緯

令和元年以前に逆流性食道炎の診断を受け、薬を飲んだり・漢方を試したりしてみたものの改善が見られず。別の可能性を信じて近くの鍼灸院へ。

そこで、一年以上、治療を継続したものの残念ながら改善が見られず。

そこで、別の方法も検討していたところ、専門誌で紹介された僕の記事を読んで、YouTubeをご覧になったそうです。

内容を見ているうちに相談しようと思って、来院されました。

検査・行なった施術・日常の注意点など

検査と原因について

原因 帝王切開のあと
検査をしてみると、お腹あたりに異常を認め、帝王切開の後で強い反応が見られました。
ここを調整すると呼吸量に変化が出たので、この部分が関わっていることが疑わしいと判断しました。
お話を聞いている限り、逆流性食道炎で間違いないとは判断しましたが、痩せる・睡眠状態が悪い、などの情報から、低血糖による自律神経の乱れもあるのではと考えました。

逆流性食道炎の専門施術開始

施術のペースは月に2回 本人希望により通常枠より枠を増やしての施術を実施。

お腹の傷口の調整と、胸郭をやわらかくして横隔膜の動きをよくすることを目的に施術開始。また、自律神経の調整を目的で触れる程度の鍼灸治療。加えて、食事指導を開始。
指導の内容は、タンパク質の摂取をすすめる・間食を行うこと・時間に拘らずお腹が空いて食べることです。

行っているケアに関しては、一時中止してもらいました。
この理由に関しては、後ほどお話しします。

逆流性食道炎に対して変化が出るまでの経過

変化が出出したのは、3回目です。今まで、食事を取れていなかったのが、普段より取れる様になりました。
これは、施術の効果もありますが、食事のタイミングに固定概念をつくらいない様にしてもらったことが大きいと思います。詳しくは後ほどお話しします。

このような食事の取り組みを行い、時にお腹の調子が悪くなることもありましたが、全体的にゆっくり右肩上がりの結果が出てきました。

約10回目の通院で後鼻漏がなくなり、逆食の症状も収まってきました。

13回目くらいから、以前は痩せて元気がない良い様子だったのが、周囲に元気になったという声かけをいただくまで変化されています。

15回目の治療 通院から約7ヶ月ほどで、訴えの症状がほとんどなくなり、逆流性食道炎に関しては問題ない状態へと変わっていかれました。

逆流性食道炎でお悩みだったクライアントのその後

その後は、月一回の施術で体調管理の施術を希望され、今も継続して通院しておられます。

また、耳鳴りなどの別の症状をなんとかしてほしいというリクエストもありましたので、そちらを施術中です。

注釈と逆流性食道炎改善のポイント

行っている逆流性食道炎ケアの一時中止について

これは、全部一緒に行うと何が効いているかがわからなくなるからです。
今まで、いろんなことをやってだめだったということは、別の方法を模索しないといけません。ただ、いろんなことを一気に始めると、どれが有効だったかがわからなくなり。
ですので、治療と食事だけに集中してもらって他は省いた…ということです。
今回は、自力回復が無理な状態になっていたと思われますので結果として、それが良かったです。

逆流性食道炎において食事のタイミングに固定概念をつくることはデメリット

今回一番大事なポイントです。食べられない・・・という人は、結構時間で食事をしている人が多いです。本来は空腹になってから食べるのが基本です。食べられない・・・という人は、まずはお腹が空くまで待ってから食べる・・・というのを徹底してみるのもいいでしょう。それだけで、胃腸関係がすっきりすることもあります。
あとは、食べられないという人は、個人的に間食を入れた方がいいと思います。
食べられない人に聞いてみると、食べられるという状態のイメージにかなりハードルがあります。一回でがっつりモリモリ食べる・・・みたいな感じで。
ではなくて、細かく食べても空腹でなくなればオッケー、間食をちょこちょこいれて、その食事量でも問題ないんだよーと自分のハードルを下げていく作業。
そのために間食を行うのはおすすめです。
間食の内容に関しては、こちらの動画で紹介していますので参考にしてください。

まとめ・雑感

食事において、固定概念に縛られている人が多い印象です。

3食決まって、とか。お茶碗これくらいは・・・みたいな感じで。

たくさんの逆食の人と関わらせてもらって感じたことですが、この時に食べなきゃ!これくらいの量は食べなきゃ!と思う視点が割と強いのかなという印象です。

お腹が減ってない時に食べれないのは普通ですし、年齢を重ねていくごとに代謝も落ちるので、順当にいけば食は細くなります。

そこで焦って、食べなきゃ!でも食べれない!頑張らないと・・・と思って、無理して食べて胃腸を壊してはもともこもありません。

そういった固定概念で自分を苦しめて、身体を壊しては人生を楽しめなくなります。

いつもは朝食の時間だけど、今日はおなかへってないしいっかーとか、変わった時間にお腹空いたけど、たべよーみたいな、身体の声に従った食事の取り方をするのがいいのかと思います。

以上が、今回の改善事例でした。

改善事例に関しては、YouTube・HPで他の事例も紹介しています。
もし、うちで施術を受けたいという方は、そちらも参考にしてみてください。

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