超簡単!絶対やるべき3つのケア 胃の不快感・機能性ディスペプシア・萎縮性胃炎

胃の不快感・機能性ディスペプシア・萎縮性胃炎に有効な対処法を3つ紹介していきます。

結論 腹部の太陽神経叢という部分を刺激することが大事です。

この部分を刺激することで、胃腸関係の不調を改善する効果が期待できます。

なぜその様なことが言えるのか、具体的なセルフケアも併せて解説します。

 

胃の不快感・機能性ディスペプシア・萎縮性胃炎でお悩みのこんな人に見てほしい

この様な人に見てほしい

  • 原因不明の胃の不調で悩んでいる方
  • 萎縮性胃炎の疑いがある方
  • 機能性ディスペプシアの疑いがある方

胃の不快感・機能性ディスペプシア・萎縮性胃炎と関係性が深い太陽神経叢とは

腹部内臓(胃、腸、肝臓、膵臓、脾臓、胆嚢)といった消化器系の動きをコントロールしてくれる神経です。  また自律神経にも大きく関係しています。

自律神経に関して、詳しくはこちらの動画をご覧ください。

この神経が不調になると・・・消化機能が全般が不調になります。特に、骨盤の中にある臓器の機能が悪くなるので、逆流性食道炎はもちろん、機能性ディスペプシアや萎縮性胃炎といった、画像初見では問題ない様な症状が出やすくなります。

 

逆に、この神経が活発になると、不調と逆の効果が起こります。
つまり、消化機能全般の不調、特に原因不明とされる症状の改善に効果が期待できます。

 

ですので、胃の不調や・萎縮性胃炎・機能性ディスペプシアに対しては太陽神経叢を活発にすることが重要になります。

 

では、次からは具体的な太陽神経叢を活発にさせる方法を紹介していきます。

 

胃の不快感・機能性ディスペプシア・萎縮性胃炎に対して、太陽神経叢ケアがなぜ有効といえるのか?

太陽神経叢の動きを活発にしてくれる効果が期待できるからです。
身体を解剖学的・理論的に考えてアプローチすべきポイントを作ってみました。

それぞれ解説していきます。

 

ポイントは3つになります。

 

1.背骨

2.横隔膜

3.腸

これらの部分は、太陽神経叢の入り口になる部分と、神経が臓器とくっついている部分になります。

これらを刺激することで、神経叢の入り口と末端の両方への効果を期待します。

1.背骨を揺らす 胃の不快感・機能性ディスペプシア・萎縮性胃炎ケアその1

まずは太陽神経叢の入り口の部分を刺激します。

太陽神経叢は背中〜腰あたりの背骨と関わっているので、柔軟に揺らしてやることがとても大事です。

30秒程度、身体をほぐす様に揺らしてやることが大事です

2,横隔膜の刺激深呼吸 胃の不快感・機能性ディスペプシア・萎縮性胃炎ケアその2

太陽神経叢は横隔膜の下あたりの内臓、全般に広がります。

横隔膜はゆっくり刺激を入れることで、消化に関わる臓器全部にアプローチする効果が期待できます。

また、リラックス効果も得られるので、自律神経を整えるのにも有効です。

8秒吸って10秒かけて吐く 5回

 

3.腸の4角形マッサージ胃の不快感・機能性ディスペプシア・萎縮性胃炎ケアその3

神経叢が特に多く関わっている部分です。
上・横・下・s状・直腸とあり、この部分を刺激することは腸の動きを活発にします。また、腸の動きがよくなると幸せホルモンのセロトニンの分泌を促します。

セロトニンは睡眠状態をよくして、体全体を回復させる効果が期待できます。

以上の理由から、この部分へのケアは重要と考えています。

刺激としては、右下の鼠蹊部あたりから右の肋骨 鳩尾を通って、左の肋骨 左の鼠蹊部を通って最後は臍の下あたりを痛気持ちいいくらいの刺激でマッサージしていきます。

今回は解説のために立ったまま行いますが、腹部の緊張を取る目的でベッドで寝ながら行うのが効果的です。

胃の不快感・機能性ディスペプシア・萎縮性胃炎ケアの実践

以上が、今回行うケアの解説になります。
では、次は実践していきます。

動画をみながら、ぜひ、一緒にやっていきましょう。
※実戦から再生されます。

 

まとめ

タイミングとしては、空腹時に行うことがポイントです。
・また、入眠効果も高まるので寝る前に行うのもいいでしょう。

注意点は、お腹のマッサージがキツくなりすぎない様に行うことです。
腹部は刺激に弱いので刺激しすぎると、筋肉痛の様になってしまいます。
こうなると、悪化した様に感じてしまうので、そういう時は一時中止をして無理のない範囲で行う様にしましょう。

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