逆流性食道炎を早く治したいなら「横隔膜」を動かそう

なぜ逆流性食道炎に「横隔膜」が関係するの?

 逆流性食道炎は、胃酸が食道へ逆流し、粘膜を傷つけてしまう病気です。
この原因のひとつが、胃と食道の境目にある「噴門部」が緩んでしまうことです。
そこで重要になるのが、噴門部と同じ高さにある「横隔膜」の働きです。

横隔膜には食道が通る穴(食道裂孔)があり、この部分がしっかり締まることで胃酸の逆流を防いでくれます。
つまり、横隔膜をうまく動かすことで、噴門の締まりをサポートできるのです。

 

 

横隔膜を動かすメリットとは?

 横隔膜を動かすことで、次のような効果が期待できます。

  • 周囲の筋肉が柔らかくなり、噴門の締まりが良くなる
  • 呼吸が深くなることで、自律神経も整いやすい
  • 内臓の位置が安定し、逆流を防ぐ姿勢が取りやすくなる

逆流性食道炎のセルフケアとして「横隔膜を意識する呼吸」はとても有効です。

横隔膜を動かすセルフケア3選

① 腹式呼吸

  • 鼻からゆっくり吸って、お腹をふくらませる
  • 口から細く長く吐いて、お腹をへこませる
  • 1日5回×3セットを目安に行いましょう

② 4秒吸って・6秒吐く呼吸

  • 吸う:4秒かけて吸いながらお腹を膨らませる
  • 吐く:6秒かけてゆっくり吐く
  • リラックス効果もあり、副交感神経が優位になります

③ 胸郭ストレッチ呼吸

  • 両手を後ろで組み、胸を開くように姿勢を整える
  • その状態で深呼吸を5回繰り返します
  • 胸郭が広がり、横隔膜の動きがスムーズになります

継続がカギ。横隔膜ケアで逆流を予防しよう

 横隔膜は、逆流を防ぐための“サポート役”です。
しかし、動きが悪いとその働きが十分に発揮されません。
だからこそ、呼吸を使って横隔膜を柔らかく保つことが大切です。

「横隔膜を意識する呼吸セルフケア」を習慣にすることで、薬に頼らず自分の体で逆流を防ぐ力が身につきます。
少しずつ、毎日の生活に取り入れてみてください。

最後に

  • 今日紹介したセルフケアは、すぐにでも始められる内容ばかりです
  • 症状が強い・長引く方は、無理せず医療機関にご相談ください
  • 当院の施術やブログでは、逆流性食道炎の改善法をさらに詳しく解説しています

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