逆流性食道炎|喉の声がれ(かすれ声・しわがれ声)が起こる3つの原因

はじめに|逆流性食道炎と声がれで悩む方へ

こんにちは。
元逆流性食道炎の鍼灸師 小林 です。

「逆流性食道炎と診断されて治療を続けているのに、声がれが治らない」
「かすれ声やしわがれ声が続いて、声を出すのがつらい」

こうした相談を、最近とても多く受けるようになりました。
今回は、逆流性食道炎と声がれの関係を、現場視点で整理してお伝えします。

逆流性食道炎と声がれの関係|結論を先に解説

結論からお伝えします。

逆流性食道炎に伴う声がれは、次の3つが原因で起こります。

・胃酸の逆流による喉の粘膜の炎症
・喉の筋力低下
・食事制限によるカロリー不足で起こる喉の粘膜・筋肉の痩せ

多くの方は「逆流=声がれ」と考えがちですが、
実際の現場では逆流だけでは説明できない声がれが非常に多い印象です。

こんな人に見てほしい

・薬を飲んでいるのに声がれが改善しない
・食事制限をしているが、声が出にくい状態が続いている
・声を使う仕事で支障が出ている

「本当に逆流性食道炎だけが原因なの?」
そう感じている方に向けた内容です。

逆流性食道炎と声がれの基礎知識

声がれの原因は、大きく分けると3つあります。

逆流が直接関わるもの:1つ
逆流が間接的に関わるもの:2つ

逆流性食道炎と診断されると、
声がれ=胃酸の影響と思われがちですが、
筋力や栄養状態が関係しているケースも非常に多く見られます。

声がれの原因①|胃酸逆流による喉の粘膜炎症

逆流性食道炎では、胃の内容物が喉の奥まで逆流することがあります。
その際、強い胃酸が声帯付近を刺激し、喉の粘膜に炎症を起こします。

これにより、
・声がかすれる
・声が出しにくい
・話すと喉がすぐ疲れる

といった症状が現れます。
炎症が慢性化すると、声がれが長期間続く原因になります。

声がれの原因②|喉の筋力低下

喉の筋力低下は、姿勢や生活習慣、加齢と深く関係しています。

・猫背で下を向く時間が長い
・デスクワーク中心の生活
・運動量や活動量が少ない

このような状態が続くと、
喉まわりの筋肉が使われず、筋力が低下していきます。

喉の筋肉は、
飲み込む・声を出すときに重要な役割を担っているため、
筋力低下は声がれにつながります。

声がれの原因③|食事制限による粘膜・筋肉の痩せ

逆流性食道炎を改善しようとして、
長期間の食事制限を続けている方は注意が必要です。

カロリーやタンパク質が不足すると、
喉の粘膜や筋肉が薄くなり、声を出す力が弱くなります。

その結果、
かすれ声やしわがれ声が続く状態になりやすくなります。
真面目に制限を続けている方ほど起こりやすい原因です。

今回は原因の解説のみ

今回は、逆流性食道炎と声がれの原因について解説しました。
具体的な対策やセルフケアについては、
別の記事・別動画で詳しく解説予定です。

まとめ|声がれの原因は逆流だけではない

声がれの原因は、大きく次の3つです。

・胃酸逆流による喉の粘膜炎症
・喉の筋力低下
・食事制限による喉の粘膜・筋肉の痩せ

逆流対策だけで改善しない場合は、
姿勢・筋力・栄養状態まで含めて見直すことが重要です。

※本記事は筆者の臨床経験をもとにした内容であり、
医学的診断や治療を目的としたものではありません。

この記事を書いた人

京都市_コバヤシ整骨院・鍼灸院

【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。

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