こんばんは、元頭痛持ちの院長小林です。
外はもう夏服の方ばかりですね。
お店や電車の中でも冷房が効いています。
この時期、特に女性は空調の効き過ぎによる『冷え』を強く感じるんではないでしょうか?
身体の冷え込みが強くなると、肩コリ・首コリ・眼の疲れ・頭痛(筋緊張性頭痛)を訴える方が増えます。
冷えにより筋肉が固くなってしまい血液の循環が悪くなるからですね。
本日はお店やオフィスの冷房が強くなる前に自分でできる『冷え対策』を紹介していきます。
低体温症と熱中症の関係
昨今、夏場になると『熱中症によって人が倒れる。』というニュースを非常によく耳にします。
これは地球の温暖化が進み、気温自体の上昇が見られることが主な原因でしょう。
それに加えて現代人の『汗腺』が非常に弱っていることも原因の一つと言われています。
汗腺が弱るとどうなるか…汗が単純にかけなくなってしまいます。
汗というのは身体を冷やすためにかくものなので、これが出ないということは身体が冷やせず体温調節が出来ないということになります。
結果、身体に熱がこもり熱中症を引き起こしてしまうわけです。
話が脱線している?
いいえ、 関係大アリ です。
実はこの熱中症、普段から体温が低い『低体温症』の人がかかりやすいと言われています。
何故なら、体温調節がうまく出来ないからなんですね。
低体温症と冷え性は違う?
低体温症と冷え性は違います。
低体温症→体温が35.0台の人を指す。
冷え性→体温が正常でも手足などの抹消部に冷えを感じる人を指す。
自分の平熱を知った上でどちらに当てはまるかは知っておいて損はないかもしれませんね。
因に体温は1℃下がると免疫力が30%下がるため、風邪を引きやすくなったり、ストレスに弱くなったり、疲労物質がたまりやすくなる。
つまり、肩コリや頭痛のリスクに十分なりうるわけです。
ところで、コレからかいていく内容は冷え性の方にも有効なんでご安心くださいね^^
低体温対策、根本は汗をかくこと!
体温を上げるために行いたいことの一つに『汗をかくこと』が有効と言えます。
汗をかくという言葉から連想することは『運動』ですよね。
本来は運動して筋肉付けて体温を上げることが一番ですが、なかなか運動の時間を確保出来ない人や、そもそも運動をしたことがない人にこの週間を付けるのは厳しいところです。
ですので、自宅でちょっと努力が要りますがやると効果抜群の方法がコレ
ヒートショックプロテイン入浴法です。
体温を上げるにはコレ!ヒートショックプロテイン入浴法
ヒートショックプロテインというのは体内に熱のストレスを受けることによって増加するタンパク質のことでその温度が40〜42℃。このたんぱく質が増加するとどうなるかというと、疲労物質の除去や免疫力のアップに繋がるそうです。なにより、体温の上昇が見込めるので冷えに非常に効果的です。
体温が1℃上がると免疫力は5〜6倍上がります。ストレスや疲労感にも強くなり、風邪も引きにくくなるということですね。
冷え・低体温症対策だけでなくうれしい効果もついてきます。
では、以下に具体的な方法を
※注意 とても体力を使う入浴法です。急な血圧の変化でフラ付きや転倒を招く危険性があります。体調の悪いときや水分補給なしでは行わないでください。また、心臓病や高血圧気味の方、その他持病がある方、70歳以上で体力に不安のある方は行わないようにしてください。
- 入浴前は水を多めに摂取(500mlが目安)します。飲みきれない場合はお風呂までペットボトルに入れるなどして持って入りましょう。飲まないのは絶対ダメです。
- 40〜42℃の高めのお湯に10分から20分浸かる。(10分42℃15分41℃40℃20分を目安にしてください。無理は禁物です。)
- 2の補足。防水体温計を持っている方は自分の体温が38℃に達したら終了の目安です。
- 入浴終了後は素早く身体を拭き取りバスローブなどにくるまり10〜15分身体を直ちに保温します。ここは体温を上げる行程なので水分摂取は控えた方がいいです。(あくまで無理はしない。)私はサウナスーツにくるまってました。
- 4の時間が経過したら身体の汗を拭き取り終了。水分をしっかり補給してくださいね(目安は500ml)。
補足
- 週に2回、3日おきに行うのが効果的です。毎日すると身体が慣れてしまい効果が見込めません。
- 入浴後2日目に最も効果が出ます。疲れるイベントの2日前に行うといいかもです。因に7日目でヒートショックプロテインは元に戻ります。
- 3ヶ月継続して効果が感じられなくなれば1〜2週間ほど休止してから再開するのが効果的です。
この入浴法ですが、実行中は苦しいですが終了後はかなり爽快感があります。
身体、めちゃくちゃ楽になりますから!
まず試してみようという方は、休日の前の日などに行うといいかもしれませんね!
しっかり取り組んで、今年の冷房による冷えと低体温を乗り切り頭痛に負けない身体を作りましょう。
本日もご購読ありがとうございました。
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