【逆流性食道炎】夜間の咳の治し方

まずは、なぜ逆流性食道炎で夜間の咳が起こってしまうのかを解説していきます。

本来、寝た姿勢になったとしても、胃には噴門という逆流防止弁があるので、胃液が逆流することはありません。

しかし、逆流性食道炎の方は、この逆流防止弁がうまく機能していないので、寝転がったときに胃液が食道の方に逆流してしまうわけです。

食道と気管は喉の奥で繋がっています。

ですので、何らかの拍子に気管の方へ胃液を吸い込んでしまうと、咳が出てしまうんです。

じゃあどうやって夜間の咳を防ぐのか？

これは、寝る姿勢を工夫することで解決に導くことができます。

寝る時に、体の下にマットを入れて持ち上げます。

こうすることで、胃から食道にかけて緩やかな傾斜がつき、逆流を防止することが可能です。

詳しいマットの作り方は、動画で説明しておりますので、参考にしてみてください。

逆食マットが作れても、使い方を間違うと、効果が得られないので注意が必要です。

よくあるのが、首だけを持ち上げてしまっている場合です。

これだと、逆流の防止もできませんし、首を痛めてしまうリスクもあります。

大事なのは、胃から食道に傾斜がつくことですので、マットも胃の裏あたりから傾斜がつくように配置して寝るようにしてください。

ずり落ちてしまうという方は、膝の下にクッションなどを入れてみてください。

ずり落ちを防止することに繋がります。

以上の注意点に気をつけて、夜間の咳の防止の参考にして見てください。