朝の喉のヒリヒリ…実は「口呼吸」が原因かも?
こんにちは。元逆流性食道炎の鍼灸師 小林です。
今回は、逆流性食道炎でおこる喉のひりつきについてのお話です。
ただし、喉のひりつきが全て逆流性食道炎が関わっているわけではありません。
今回は、違った目線で喉のひりつきについて『こんな可能性があるよ』
という内容を解説していきます。
本日のテーマと結論
結論から言うと、それは**寝ているときの“口呼吸”**が関係している可能性があります。
特に注目したいのが、「顎が上がった寝姿勢」。この姿勢が口呼吸を誘発し、喉の粘膜を乾燥・刺激する原因になっているのです。
今回は、その仕組みと対策を詳しくお話しします。
こんな症状のある方は必見
対象となる方
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薬を飲んでも喉のヒリヒリが良くならない
-
朝起きたときに喉がヒリヒリする
そんな方に、自宅でできるセルフケアを紹介します。
口呼吸が喉のヒリヒリを引き起こす理由
喉のヒリヒリ=胃酸とは限らない
逆流性食道炎といえば「胃酸逆流」が原因と思いがちですが、実はそれだけではありません。
もし胃酸が喉まで逆流していれば、胸やけも一緒に感じるはずです。
それがない場合は、別の要因を疑う必要があります。
寝ているときの“顎の位置”がカギ
注目すべきは「寝ているときの顎の位置」。
顎が上がると気道が狭くなり、無意識に口呼吸になってしまいます。
口が開くと喉が乾燥し、外気や胃酸の蒸気に敏感になり、ヒリヒリ感が強まるのです。
今すぐできる!セルフケア対策法
① 寝る前の姿勢チェック
寝る前に顎を引いた正しい姿勢を体に覚えさせることで、口呼吸の予防につながります。
具体的な手順:
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壁に背中と頭をつけて立つ
-
深呼吸を5回
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肩を軽く後ろに引く
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顎を軽く引いて、首の後ろを自然に伸ばす
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この姿勢のまま布団へ入る
② 鼻呼吸を習慣化
鼻呼吸は、喉の乾燥を防ぎ、ヒリヒリ感を軽減します。
ポイント:
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寝る前に3分間、鼻だけで呼吸する
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口が開いてしまう場合は、口閉じテープの使用も有効(鼻づまりがある人は無理しない)
まとめ|喉のヒリヒリを感じたら姿勢と呼吸を見直そう
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胃酸逆流だけが原因とは限らない
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顎が上がる寝姿勢→口呼吸→喉の乾燥→ヒリヒリという流れがある
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対策は、寝る前の正しい姿勢と鼻呼吸の習慣化
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