頭がくらくらする感覚のある肩こりが整体で改善した事例

53歳 男性 営業 亀岡市

主訴 頭がくらくらする

 

首肩背中 

概要|肩こり・疲れ目を感じる、逆流性食道炎の診断有

元々、肩こりをよく感じていた。
疲れ目を感じやすく、マッサージによく通っていた。

3年前から逆流性食道炎ということが健康診断により判明。
インターネットで逆流性食道炎のことを調べて当院のことを知る。
当日は肩甲骨の後ろが辛く、デスクワークをしていて頭がくらくらしたので、仕事を早退して来院された。

 

検査|右肩該当部に圧痛あり

右肩該当部に圧痛あり。

頸部伸展、左回旋、左側屈動作の可動域の減少と抵抗感。

両肩外転、腰部回旋動作の可動域の減少。

左右の斜角筋に緊張あり。

 

施術

初回

検査より、問題は左右の斜角筋がアンバランスに緊張していることと考える。

左右の斜角筋の緊張バランスをとる目的で、斜角筋の調整を行う。
施術後、頸部の可動域が改善。

初回はここで終了。

2回目(初回より3日後)

肩こり感が楽になり、頭のくらくらがとれた。
からだのバランスが良くなった感じがすると喜んでいる。

左右の斜角筋の緊張のアンバランスは残存している。

左右の斜角筋の緊張のバランスをとるため、前回と同様斜角筋の調整を行う。
さらに、内臓調整の目的で鍼施術を施行する。

3回目(初回より6日後)

前回と同様、左右の斜角筋の調整と鍼を行う。
また、左の棘下筋に緊張が強く見られたため調整する。

4回目(初回より9日後)

肩の調子良好、頭のくらくらはずっと発生なし。
逆流性食道炎の自覚もない状態が続く。
前回と同様の内容に加え、右の小胸筋を調整。

5回目(初回より16日後)

この時点でつらさの自覚はなくなっている。

動作時の抵抗感が初期は頸部左回旋時や左側屈時、両肩の外転時に見られたが、右肩の外転時のみになる。
引き続き、前回と同様の内容で施術を行う

6回目(初回より23日後)

頭のくらくら消失。肩こり感も見られない。 
引き続き、前回と同様の内容で施術を行う。

再発がない状態へ導くため、治療感覚を空けて定期的に確認していくことを伝える。

8回目(初回より37日後)

治療間隔を空けても増悪はなく、頭のくらくらも見られない。
本人も満足しており、良好な結果が得られたため、ここからは一ヶ月に一回定期的に確認し、再発がない状態へ導く施術を行う。

解説|なぜ肩こりで頭がくらくらすることがあるのか?

なぜ、肩こりで頭がくらくらすることがあるのか?

めまいを起こしている人のイラスト

それは、耳の中にある平衡感覚の中枢への血流が、首の緊張によって低下するからなのです。

血液の流れは、心臓から出て首を通って頭に行きます。

首の筋肉の緊張があると、首より上部への血液循環量は低下してしまいます。

そのとき、耳への循環量が落ちて平衡感覚の働きが低下するのですね。

そうして頭がくらくらする感覚が発生したのです。

今回の場合も、首の筋肉に強い緊張が見られました。

それが頭のくらくらを起こすきっかけになっていたのでした。

今これを読んでいるあなたがもし頭がくらくらする感覚でお悩みなら、一度当院へ相談してみたください。

頭がくらくらすることでお悩みの方へ

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この記事を書いた人

京都市_コバヤシ整骨院・鍼灸院

【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。