自律神経の乱れによる喉のつかえ

38歳 女性 主婦 京都市右京区 

 

主訴 喉のつかえ

頭痛

概要 

約1年前〜顎関節症と首の痛みで当治療院へ通院。

概ね3ヶ月の施術で施術は終了。

今回は、来院数ヶ月前から感じていた喉のつかえ。
病院では、逆流性食道炎と診断を受け、服薬を続けたが、改善がみられなかった。そのため、メンテナンスもかねて、全身調整を目的で再来院となる。

 

検査

肩外転 右に引っかかりが強い
臀部挙上のしやすさから、股関節の右変位が疑われる
腹診 肝臓に硬さがみられる
脈診 肝・腎に反応があり
頭〜全身の筋膜に緊張が見られる
子供のことで心配事が多く、悩んでいる様子

施術

初回

自律神経の乱れによる全身の緊張が起因しているものと判断。
全身の筋膜の緊張を取る目的で、筋膜の調整を触れる程度の力で全身に行う。
加えて内蔵調整・精神的なリラックス(特に肝臓)を目的に鍼灸を行い15分のレスト。

2回目(初回より9日後)

前回の施術後1日目は喉のつかえはあったものの、2日目以降は消失していた。
夏以降、ずっと続いていたつかえ感がなくなり、効果にとても感動している。

  • 喉のつかえと同様、全身に力が入って目を覚ますことがあったとのこと。
  • 自律神経の乱れで起こりやすい、顎関節の痛みの再発はなし。

 良好な結果がみられることから、前回と同様、筋膜の調整と精神的リラックス目的の鍼を行い15分のレスト。
さらに、自律神経が乱れた際、緊張が強くなりやすい前頸部の緊張を解放する手技を追加。

3回目(初回より20日後)

前回より1週間後に1日だけ、喉のつかえを感じたが来院時は消失
引き続き、筋膜の調整と鍼を行い20分のレスト。さらに、必要を感じた部分、それぞれ頚椎および胸椎の調整を施行。

4回目(初回より28日後)

喉のつかえは、一切戻らず経過良好。
前回と同様に、施術を行う。

喉のつかえもなくなり、全身の緊張も見られない。
自律神経症状が消失したため本回で施術を終了とする。

 

解説

なぜ自律神経が乱れると喉のつかえを感じるのか?
原因は種々ありますが、当治療院では食道の動きが悪くなることによると考えています。

 th_2015821mn-265

喉に違和感を感じる疾患というのは種々あります。
扁桃炎、咽頭炎、花粉症、ハウスダスト、逆流性食道炎、気管支炎などです。
加えて、自律神経の乱れ(ストレス)です。
自律神経が乱れると、物を食べた時に胃に送られる口〜胃の間の部分、食道の蠕動運動(物を送り出す動き)が悪くなります。
通常ではスムーズに動く部分が硬くなることにより喉の違和感につながります。

考え方は種々ありますが、過去の治療経験より当治療院では自律神経の乱れによる喉のつかえの原因をこのように考えています。

ストレスを溜めない!こんなことは不可能です。

th_2015821mn-374

自律神経が乱れる・・・原因はストレス!
ネットなどではよく目にする内容です。
確かにこれは間違いではありません。
それに対する対策を【ストレスを溜めないこと!】などと解説しているのをよく目にします。

 ・・これ?どうやればいいんですか?

可能なら私が教えてほしいくらいです。

 運動や好きなことをやれば、確かに発散できるかもしれません。
ただ、現代社会ではそのストレスから逃れられない状況が多いのが現実です。
そんな中でストレスを溜めない事!と言うのは現実的ではありません。

 当治療院のストレス対策法

IMG_3188

当治療院は、クライアントによって【レスト】という時間を積極的に取り入れています。
これは整体・鍼灸の効果を引き出すために、施術後【寝てもらう】のです。
時間にして15~30分くらいですが、ストレスに対するその効果は高いです。 

総括

今回のケースでは、子供のことで悩んでいるお母さんが対象でした。
学生、特に小学生までのお子さんを抱えるお母さんは、なかなか自宅にいてもゆっくりする時間は少ないと思います。
起きてから寝るまで、常に段取りを考え、家事やパート、時間単位でスケジュール通りに毎日取り組む・・・。
家族のためとは言え、心身ともに疲れると思います。
そんな状況で【好きなことをしてストレスを溜めない!】という行動が現実的に可能でしょうか?恐らく出来ないことが多いです。

ですから、日々の疲労から自律神経が乱れた人に対してゆっくりとした30分を過ごしてもらうのは、非常に有意義であると考えます。

 

自律神経の乱れによる喉のつかえを感じる方へ

自律神経を正常化する整体法ページ

20161211-めまい-ttl-sp