2ヶ月で30回起こる頭全体頭痛


14歳 女性 中学2年生 京都市上京区

主訴 2ヶ月で30回起こる頭全体の頭痛

 頭痛

概要

小学校五年生の時から頭痛を発現。病院では自律神経の乱れと筋緊張性頭痛という診断を受ける。頻度は2ヶ月のうちで30回で約二日に一回起こる。頭痛薬は全く効果がない。頭痛が起こるとまともに人と話すこと、日常生活が困難になり学校へまともに通えないほど。親も心配になり、学校にしっかりと通えるようになりたいという思いから来院する。

検査

各関節の動き不良、脳脊髄液の循環不良認める。
後頭部の筋肉の緊張を強く認める。
過去に後頭部に三針ほど縫う傷口を認める。

施術

一回目

後頭部の傷口を調整すると、全身の筋肉が士官することとから 後頭部の傷口が原因の頭全体頭痛と判断。
脳脊髄液の循環を改善し疲労を抜く目的で骨盤と頚椎を触れる程度の力で調整。

その後、手術痕を軽く調整。
全身の関節可動域が正常化する。

一時的に頭痛が悪化する好転反応があることを伝え、初回はここで終了。

 

二回目(2日後)

前回施術後、二日間は頭痛が酷くなったが、その後痛みが軽くなる。
前回同様の施術に加え、自律神経の調整を行う。

二回目はここで終了

 

三回目(8日後)

7日間のウチ、二日間のみ頭痛が起こったという報告を受ける。
改善傾向にあることから施術方針、施術部位に間違いがないことを確信。
頭全体頭痛に対して前回同様の施術を行い、三回目はここで終了。

 4回目(2日後)

頭全体の頭痛頻度は前回同様。
痛みの度合いが10段階のうち6まで低下する。
頭全体頭痛に対して前回同様の施術を行う。

5回目(5日後)

痛みの度合い10→5へ低下。
頭全体の痛みは週に二回程度と経過良好。

頭全体頭痛に対して同様の施術行う。

6回目(8日後)

頭全体の頭痛頻度は減っているものの、手応え的にはもっと減少していてもいいのではと過去の経験より疑問を覚える。

その思いに至ったのは、毎回脳脊髄液の循環が悪く、硬膜が固くなっていること。

日常生活に問題があるのではと考え、カウンセリング時間を長くし日常の問題点を見つけることに専念する。

そうすると、横向けで寝る際に、頭の位置の収まりの悪さから枕を二段重にして寝ていることが判明。

二段重ねで寝ている姿をバスタオルで擬似的に作り出し、後頭部の筋肉の緊張具合を確認。

結果、後頭部の異常緊張を認める。

この日より、枕を一つにして寝るよう指示。

施術終了。

 7回目(2週間後)

枕の高さを正常化してから頭全体頭痛が全く起こっていない。

頭痛がない生活がすごく嬉しいという報告を受ける。

 8回目(10日後)

頭痛が一回だけ軽くあるものの、全く問題なし。

学校にも毎日通うことが出来ている。
ここからは頭全体頭痛の再発防止施術を行う。

このまま行けば頭痛は出ないでしょう。

 

解説

頭全体頭痛がまくらの高さで改善した理由は?
頭の位置が正常化することによって、頸の筋肉の緊張がなくなったからです。

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頭痛に関して、まくらが問題では無いか?と考えている人は多くおられます。
ネットを見ても【頭痛 まくら】で検索すれば沢山の情報が出てきます。

ただ、このようにまくらを疑っている人には有用な情報になりますが、その事実に気づいていないクライアント、施術家は非常に多いです。

 今回のケースでは症状の停滞がその事実に気づくきっかけになりました。

 

治療だけですべてが解決できるわけではない

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どれだけ良い施術を受けても生活習慣に問題があれば症状は原則再発します。
例えば、初期のガンが見つかり切除したとしましょう。
ガンを切除したからと言って再発しないとは限りません。
ガンが出来るということは生活習慣に多くの場合問題があるからです。
ここを解決しない限り、再発のリスクは生涯つきまといます。

 これは極端な例ですが、頭痛も同じ。

いい治療だけをしても生活習慣に問題があれば真の解決にはなりません。
ただし、クライアント自身がその事実に気づいていないケースもあります。

そうした時に如何にその人の生活レベルにまで着目したアドバイスを出来るかが重要になります。

 

どこに行っても治らない頭全体の頭痛でお悩みの方へ

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