《症例報告》数週間前に出だした耳鳴り《改善例》 


42歳 女性 受付 京都伏見区

 

主訴

 右耳鳴り

 

来院の数週間前より右耳が『ホワンとした感じがする』感覚が発症。
耳鼻科などで検査をするも異常なし。
めまいや難聴などはない。
もともとはO脚の矯正する目的で来院したが、O脚に関して矯正が終了したため、相談を受け加療を開始する。

 検査

肩関節の可動域 正常
頸部可動域検査 正常
骨盤動揺性 右に硬さあり
クラニアル(頭蓋骨)検査 右側頭骨・頭頂骨・後頭骨に動きの不良あり
内臓検査 大腸に疲労蓄積

 全身状態

普段から健康意識が高く、食生活や運動面はかなり気を使っている。
疲労感は本人の自覚では少ない様子。
少し寝不足気味。
右腰痛を発症している。

 

初回の施術

検査により、頭蓋骨の動きの不良(時に右)が主な原因の耳鳴りと判断。

骨盤調整と頚椎の調整を行い、バランスが整った状態で頭蓋骨を撫でるような力で調整。
左と比べ、右の動きが不良であったが整ったことを確認し初回はここで終了。
施術後の変化はないが明日以降に変化が出ることを伝える。

 

二回目(5日後)

『今日はホワンとした感じが前回よりつよい。』と訴えあり。
発症していた右の腰痛に関しては痛みをほとんど感じないとのこと。

耳鳴りの具合を確認するため、頭蓋骨の検査を行うが前回より動きは良好で変化は出ているため、一時的な悪化は見られているものの問題ないことを伝え、初回同様の施術を行う。
全身の疲労感が色濃く出ていたため鍼灸施術を三箇所行い、二回目はここで終了。

自律神経の乱れを起こしているため、睡眠をしっかり取るよう指示。

 

三回目(9日後)

右耳の耳鳴り、不快感消失している。
腰痛に関しても消失しているため、本回で施術終了とする。

 

《解説》

耳鳴りの原因

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耳鳴りなど耳の不調が出た際にはファーストチョイスとして耳鼻科受診が選ばれます。
そこで改善すれば問題ないのですが、場合によっては『原因不明』と言われ、処方された薬を飲み続け改善しないケースも多いです。

耳鼻科で行われる検査としては『耳孔内の目視による検査』『聴力検査』が主であり、めまいなども併発していれば平衡感覚を確認する検査を行います。
これらは全て耳に着目した検査になっています。

しかしながら、今回のように耳鳴りや耳の不快感が『耳自体にない』というケースもあります。

私の経験上、そうしたケースでは頭蓋骨に問題がある場合が多数です。

 

頭蓋骨がずれる?

立体パズル

頭蓋骨は28個の骨で形成され、一つ一つがパズルのようにして繋がっています。そして、以外に思われるかもしれませんがこの一枚一枚の骨は動くのです。(詳しくはコチラ
ちょうど歯車のように、隣接した部分と連動して可動性を出しています。

そのパズルでいう一枚のピースがズレを起こすと、歯車の連動に不調和を起こし、一部に動きの不良が出ます。

歯車

このようなズレを起こす原因は、自律神経の乱れ、筋肉の硬さ、過去の怪我など様々です。

今回は睡眠不足による自律神経の乱れが原因でした。

 

わずか三回の整体で改善。これは早い方です。

耳鳴りは整体で改善することが出来ます。

耳鳴りだけでなく、症状は基本原因が特定できて正しくアプローチすることができれば改善することが出来ます。

しかし、いくら原因がわかったとしても時間が多大に経過した症状は変化を出すのに時間がかかることがあります。

それは、症状自体が脳に刷り込まれ、その状態が常であると体が認識してしまうからです。

特に耳鳴りは時間経過とともに治りにくくなります。

今回、早期に改善したのは耳鳴りが出始めて来院するまでの期間が早かったからです。

 

このように原因不明であっても、発症から一ヶ月以内の来院であれば、耳鳴りの早期改善は整体で十分に可能なのです。