《症例報告》肩を回すとゴリゴリなる肩甲骨の痛み《改善例》


38歳 男性 営業職 京都市下京区

主訴

左肩甲骨の痛み

平成27年5月5日頃より、左肩甲骨に違和感を覚え日を追うごとに症状が悪化。

当初は違和感のみであったが徐々に痛みを覚えるようになる、

その後、その痛みを改善しようと左肩を回していたが改善せず、回すたびにゴリゴリとした音がなり痛みが悪化。

その痛みを改善しようとして来院を決意。

 検査

肩関節の可動域 ともに全可動域を可動するも、可動時にゴリゴリという音がする。左の肩甲骨のみ動きが不良。

頸部可動域検査 伸展で動きの悪さ認める。

骨盤動揺性 正常

筋膜テスト 骨盤と頚椎、肩の筋膜の動きの悪さを触知

内臓検査 肝臓と腎臓に疲労蓄積

全身状態

出張で北陸や関東に毎週のように訪れていて電車での移動が多いためか、全身の疲労が強い。

また、猫背気味で姿勢の不良を認める。

 

初回の施術

検査により、全身疲労による自然治癒力の低下と肩甲骨を包む筋肉の硬さによるものと判断。

自然治癒力を取り戻す目的で骨盤調整と頭蓋骨の調整を行い、その後左肩甲骨の調整を行い初回は終了。

 

二回目(7日後)

『前回より肩が軽くなった。』と喜ばれる。

肩関節の検査でゴリゴリという音は変化なし。

また、寝不足のためか疲労感が強い。

お酒をよく嗜むとのことで肝臓が疲れている。

全身疲労・肝臓疲労を取り除くことを目的に鍼治療を施行。

その後、肩甲骨はがしの調整を行う。

施術後、ゴリゴリとした音が軽減し、肩の軽さが出る。

疲労感が回復を遅らせているので、自宅にて入浴を10分程度行うよう指示する。

 

三回目(7日後)

肩の痛みはほとんど改善(10→3)

ゴリゴリという音が軽度残存。

前回と同様の施術を行う。

また、アルコールを嗜む機会がその週に多かったため、手技による肝臓調整を追加して行う。

 

四回目(7日後)

肩の痛みに関してはほとんど感じられないと訴えあり(10→1)

ゴリゴリ音も前回と比べ減少。

前回同様の施術を行い終了。

 

五回目(7日後)

痛みは消失。ゴリゴリした音もほとんど触知できない状態となる。

前回同様の施術を行い終了。

 

六回目(2週間後)

最終確認での来院。

痛み、ゴリゴリ音ともに消失見られたため、本回で施術終了とする。

 

《解説》

肩甲骨のゴリゴリ感について

肩を回してゴリゴリ音がなるということで肩の違和感を覚え来院されるケースは当整体院ではポピュラーです。

 これを引き起こす原因は『肩甲下筋』という筋肉が硬くなることによって起こります。

この肩甲下筋は肩甲骨と肋骨の間にサンドウィッチ状に位置し、特殊な触り方をしなければ外部から触知することは非常に困難です。

 この部分の硬さを放置すると、肩甲骨や肩関節の動きを悪くし将来的に五十肩を引き起こすリスクとなります。

つまり、今回のように『肩を回すとゴリゴリなる。肩が凝って何か違和感がある。』という状態のうちに施術をすることが一番いいタイミングと言えます。

また、今回はご本人の仕事の都合で、なかなか当整体院が提示する理想的な来院ペースでの施術を行うことが出来ませんでした。

 そのため、施術終了までの期間が予定よりも長くなっています。

 もし、もう少し時間に融通が聞く状態であったなら、もう少し早く施術の終了を出来たと思う症例でした。