【腰痛は2つの原因を見極めれば再発を防げます!】

47歳 男性 職人 京都府宇治市 

 

主訴 腰痛

 

 

来院の2ヶ月前、職場の引越し作業により腰に痛みを感じる。その後、時間の経過にともない徐々に改善していたが来院2週間前、痛みがぶり返す。その10日後、他の鍼灸院で施術を受ける。今まで繰り返していた腰痛は、鍼で改善していたものの今回はよくならない。さらに、来院前日、前屈での作業が続いたことにより痛みが増悪。仕事も休まないといけないほどの痛みとなり、来院にいたる。

 

検査

腰部の前屈で痛み増悪。また歩くだけでも痛みが生じる。

胸椎に比べ、下部腰椎に硬さがみられる。

腰椎回旋では、左回旋時に左に突っ張りを感じる。可動域にやや制限あり。

 

施術

初回

 重量物を持ち上げた際の脊柱起立筋損傷と判断。
 腰部(特に左側)の筋膜のねじれを取る目的で筋膜の調整を行う。

 施術後、痛みに対して変化はないものの腰部回旋の可動域改善見られたため 初回はここで終了。

2回目(初回より4日後)

PS10→5。仕事の作業姿勢により、PS7〜8になることもあった。

前回同様、筋膜の調整を行う。加えて、内臓調整の目的で、鍼を行う。

3回目(初回より7日後)

 PS10→2〜3。仙骨部にやや違和感はあるものの、痛みはほぼ消失。

 手技および鍼は、前回同様の内容で継続。

 さらに、大腿四頭筋の筋膜調整および腸腰筋のストレッチを加える。

4回目(初回より13日後)

 PS10→2〜3。

 良好な結果が得られているため、手技および鍼は前回同様の内容で継続。

 

5回目(初回より20日後)

 PS10→1。

 前回同様の手技および鍼に加え、ハムストリングおよび中殿筋の緊張を調整。

 

5回目(初回より35日後)

 PS10→1以下。

 腰痛を再発させない目的で、腰臀部の鍼と骨盤調整を行う。

  

 3週間後、経過を確認し、機能改善していれば次回で施術終了とする予定。

 

解説

 今回は、引越し作業により脊柱起立筋が損傷したため、痛みが発現したものと推測されます。その損傷のある状態のまま、さらに前屈での作業が続いたため、関連する多くの筋肉に負荷がかかり、過度に緊張したことで、痛みが増悪したもの考えられます。

 また、繰り返す腰痛の原因は股関節の外旋にあり、腰痛の発現部位だけでなく、腸腰筋および臀部の筋肉の収縮が見られました。また、大腿四頭筋の緊張も見られました。

 今回は、筋膜の調整に加え、股関節を調整することで慢性的に繰り返していた腰痛を再発させない施術を行い今後の生活に支障が出ないよう努めました。
 このように、腰痛には今痛みが発現している部分(急性部)と繰り返す痛みの原因になる部分(慢性部)が混在しているケースがあります。

 2つの状態を見極め、正しいタイミングで正しく施術を行うと整体効果は再発防止にまで効果を発揮します。

 もし、これをご覧のあなたの腰痛が何かをきっかけに再発することが年間で何回もあるとしたら、今回のように2つの原因をしっかりと解決することが大切です。
(担当 藤村)

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