逆流性食道炎が原因の肩こり

54歳女性 事務 京都府南丹市 

 

主訴 首・肩こり

首肩背中 

概要 

もともと外反母趾の矯正のために退院していたが、仕事柄うつむく姿勢が多く何十年も前から強い肩こりと首の痛みに悩んでいた。
以前は他の整骨院で施術を受けていたが、今回はついでだと思い首・肩のこりを相談する。

 

検査

肩こり・首の痛みがあるということでそれぞれの筋肉の硬さを確認するが一向に硬さが見られない。
左の背部のみ硬さが見られ、最近胃の調子がすぐれないとのこと。
消化器系のトラブルを疑い、食生活・食べ物の話を中心に問診を進め【逆流性食道炎による症状】と判断する。

施術
初回

身体の回復過程を促すため頚椎の調整と骨盤の調整を施行。
その後、食道の反応点を調整する。
初回はここで終了。
本人は『全然スッキリしていないけど・・・』と不安に思っているがこれで問題ないと伝える。
この日より、油もの、小麦の摂取・砂糖の摂取を控えるよう指示する。

 二回目

大きな変化なし。前回と同じ調整に加え消化器系を回復させる鍼をツボに三本のみ使用する。
二回目はこれで終了。
食べたいものが食べられないことに少しイライラしている様子。

 

三回目

肩こり・首コリが以前の半分以下の状態まで回復する。
『嘘みたい・・・』と本人も感動しており、周囲に食事制限の大事さを伝えているとのこと。
本日も前回と同様の治療を行い施術終了。

 

四回目

肩こり首の痛み消失。
肩こりはもう人生で一生付き合っていくものだと思っていたため、なくなるなんて夢にも思っていなかったとのこと。

肩こりと首コリは消失したが、逆流性食道炎の治療は継続的に行っていく。

 

解説

思いっきり筋肉を強くもまれ『こってますね!』と言われた場合は要注意。肩こり・首こりでない場合があります。

悩み

当整体院に来られる方で、美容室に行って『すごくカチカチですね。』と肩を揉まれて初めて自覚した・・・という方がおられます。
この方も初めはそうだったそうです。
そこから肩こりを自覚するようになり、しんどさが増していく・・・。それを解消しようと整骨院・整体院・マッサージにいき改善が見られる。

これ自体は自分の健康面に気づいたということで非常にいいことだと思います。
ただし、殆どの場合が首と肩のこり・硬さのチェックがしっかりとできていないのが現状です。
私が今回検査した結果も決して筋肉の硬さが見られることはありませんでした。
それは偏に触り方の違いにあります。
肩こりや筋肉の硬さをチェックするには触れる程度の力で検査をしなければ正しい反応は得られません。
これを力任せにグイグイすると筋肉自体が身体を守ろうと防御反応を起こし余計に筋肉が固くなります。
つまり、いわゆる『こってますね』という状態は、術者自信が作り出していることもあるのです。

逆流性食道炎と肩こり・首こり

 

これは以前の症例でもご紹介した『内臓体制反射』が起因しています。

内臓疲労

内臓体制反射は内臓自体に負担がかかった場合、その臓器を守ろうとするため隣接する筋肉が固くなる・・・という反応です。
逆流性食道炎の場合、食道は範囲が広いので首〜背中にかけて反応が出ることがあります(多くの場合消化器系の反応は左の背中に硬さを出します。)。
こういった場合、肩をどれだけ一生懸命揉んでも、次の日には悲しいくらいにもとに戻ってしまいます(私自身が過去に経験したので間違いありません)。

ですので、逆流性食道炎が起こっている時に肩こりを感じる場合は『食事制限』を行って食道の負担を減らすことが最も有効になります。
なにせ、食道の炎症ですから・・・。

制限するものは油もの・小麦・砂糖が重要と私は考えています。

 

総括

このように検査での触り方一つで結果に大きく差が出てきます。
多くの方が勘違いしていますが、肩こりはあって当たり前ではありません。
無くて当たり前なのです。
生涯のものではなく、今回のようになくなっていきます。
もし、これを読んでいるあなたが肩こりが治らないと考えているなら、一度当整体に相談して欲しい。
その結果を変えていく技術と自信は持ち合わせています。

 

治らないと思っている肩こりがきえていく

肩こり改善整体ページ

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