薬が効かない偏頭痛の改善例

42歳 男性 職業 デスクワーク 京都伏見区 

主訴    偏頭痛

頭痛

概要|10年から慢性的な偏頭痛に悩む

10年から慢性的な偏頭痛に悩まされる。

最初は市販薬で対処していたものの、効果が薄れてきたため、頭痛外来を受診する。

そこで「アマージ錠」という偏頭痛のお薬を処方してもらい、服用すると偏頭痛が治まった。

しかし5年前に再度発症し、1週間2〜3回頭痛が起こるようなり、次は病院ではなく近所の整体院で頭痛施術を受けるが、改善しないため、今回当院に来院される。

検査|閃輝暗点や自律神経様症状を認める

疼痛部位は頸部〜後頭部、こめかみにかけて。

閃輝暗点や自律神経様症状を認める。

頚椎に可動域不良が見られ、硬膜にねじれを認める。

脳圧上昇により頭部、特にこめかみ付近が浮腫んでいる。

施術

初回

検査より、問題は『頚椎の歪みによる硬膜のねじれ』にあるものと考える。

硬膜のねじれを解消する目的で、頚椎の調整を行う。
施術後、頸部伸展の可動域が改善。

初回はここで終了。

2回目(初回より3日後)

特別変化はなし。

硬膜のねじれは残存している。

前回と同様頚椎の調整を行う。

さらに、自律神経調整の目的で鍼施術を施行する。

3回目(初回より7日後)

前回と同様、頚椎の調整と鍼を行う。
また、頭蓋骨に硬さがみられたため、側頭筋と咬筋の調整をする。

4回目(初回より10日後)

初回より頭痛が出ていないと喜んでいる。

前回と同様の調整を行う。

5回目(初回より17日後)

大雨の影響で2日ほど頭痛が強く出たが、それ以降は出ていない。

引き続き、前回と同様の内容で施術を行う。

6回目(初回より24日後

大雨の日以外は頭痛をほぼ感じないまでに大幅に改善。
引き続き、前回と同様の内容で施術を行う。

7回目(初回より31日後)

現在は頭痛は出ていない。

ここからは2週間に一回定期的に確認し、再発がない状態へ導く施術を行う。

解説|頚椎と偏頭痛との関係性

頚椎と偏頭痛との関係性

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それは頚椎が脳脊髄液の循環を阻害してしまうからです。

脳脊髄液とは、頭蓋骨と脳の間、背骨と脊髄の間を循環している液体で、脳や神経の栄養する役割や老廃物を回収する役割をしています。

しかし、頚椎が硬くなることで脳脊髄液の流れが頚椎の場所で阻害され、頭蓋骨の中で滞ってしまいます。

その結果、脳への圧力が強まるため、頭痛の原因になります。

例えるなら、川の流れが大きな石で塞き止められ、流れが悪くなり上流の方で滞っているようなイメージです。

ちなみに原因不明の頭痛の多くは、この脳への圧力、つまり脳圧の上がりすぎによって引き起こされます。

ですから、今回頚椎を調整した結果、脳脊髄液の流れがスムーズになり、脳圧が減少したので、頭痛が改善されたわけです。

まとめ

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偏頭痛、群発性頭痛は病院に行っても、原因が分からず、薬を処方されるケースがほとんどです。

しかし皆さんもご存知の通り、薬を服用し過ぎると徐々に効かなくなり、また身体にも大きな負担がかかります。

ですから、もしこれを読んでいるあなたが『病院では異常なしと言われた。』もしくは、『薬を手放したい。』というなら、一度当治療院に相談して欲しいです。

あなたが抱えている頭痛の原因は頚椎かも知れません。

薬を手放せないほどの偏頭痛でお悩みの方へ

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頭痛専門整体ページ

この記事を書いた人

京都市_コバヤシ整骨院・鍼灸院

【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。

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