49歳 女性 京都市山科区
主訴 五十肩
概要|肩の痛みが悪化、夜中まで痛みが出るほどに
4ヶ月ほど前から、肩に痛みを感じるようになる。
安静にしていたが、夜中に痛みが出る程までに悪化し、夜も眠れないので近所の病院に通うことにした。
そこでヒアルロン酸注射や電気を当ててもらうなどしたが一向に改善せず。
そこで他に良い治療院はないかとネットで検索したところ、当院を見つけ、今回来院に至る。
検査|左肩関節の関節包癒着を認める
左肩関節の関節包癒着を認める。
左肩は凍結肩になっており拘縮を認める。
外転可動域最大90度。
外転、外旋時痛あり。
施術
初回
検査より、問題は関節包の癒着にあるものと考える。
この癒着を剥がす目的で、肩関節、肩の周囲筋の調整を行う。
施術後、外転可動域が90度→110度挙がるようになる。
初回はここで終了。
2回目(初回より7日後)
関節包の癒着は残存している。
前回と同様の調整を行う。
さらに、筋肉を柔軟にするために経絡施術(ツボを使う施術)を行う。
術後、外転可動域170度まで回復。
3回目(初回より14日後)
前回と同様、関節包の調整と経絡の調整を行う。
加えて筋力低下が見られるため、筋力トレーニングを指導する。
4回目(初回より21日後)
肩が自分の耳に着くまで回復している。
本人は「まさか耳に着くとは思っていなかった。」と喜んでいる。
前回と同様の調整を行う。
ここからも一週間月に一回定期的に確認し、再発がない状態へ導く施術を行う。
解説|五十肩と日常で起こる肩の痛みとの違い
五十肩と日常で起こる肩の痛みとの違い
まず日常で起こる肩の痛みから説明していきますね。
日常で起こる肩の痛みは、使いすぎや不良姿勢が原因で、腕を挙げると痛みを伴いますが、肩は十分に動きます。
しかしながら、五十肩の場合、腕を挙げると痛みも伴い、さらに肩も挙がりません。
別名「凍結肩」と言われるほどです。本当に肩がカチカチに固まり、ほぼ動きません。
特に結髪結滞動作と言って「髪を結ぶ、腰で帯を結ぶ」ような動作が出来ません。
その他特徴としては夜間時痛、腕までしびれを伴うことがあるということ。
また急性期は安静でも痛みが強いです。
まとめ
五十肩は放っておくと改善すると言われますが、実際は2〜3年かかることもあります。
また五十肩は、関節包が癒着しているケースが多く、電気や注射で改善しないのがほとんどです。
そこで当院ではこの関節包の癒着を剥がすオリジナルテクニックを用い、五十肩を3ヶ月で改善します。
ですから、もしあなたが五十肩で改善方法を模索しているなら一度当治療院に相談してみて欲しいです。
病院で改善しなかった五十肩でお困りの方へ
この記事を書いた人
【京都市のコバヤシ接骨院・鍼灸院院長】柔道整復師、鍼灸師の国家資格保有者。ジオン療法セラピスト。総合格闘技道場GROUNDCOREのトレーナー、プロ柔術MATSURI、アマチュア格闘技イベントレグナムジャムのリングドクターも経験。スタッフのほとんどが京都人という、地域密着型治療院として健康を守っています。